地域の歴史伝える 「改めて街をまわりたい」〈大和市〉
地元で生まれ育った住民が地域の歴史を伝えるイベント「わにわにサロン」が19日、みんなのスペースわにわに(桜森)で開催された。主催は市内で保育園などを運営するNPO法人さくらの森・親子サポートネット(伊知地るみ理事長)。
このサロンは「スタッフたちに地域のことを知ってもらう機会を設けたい」という伊知地理事長の思いで、昨年9月から不定期で始まった。ゲストを招き、地域の歴史について実体験をもとにゲストが講演している。
4回目となった今回は、文ヶ岡小学校の「学校支援ボランティア」として児童に地域の歴史を伝えている上草柳在住の古谷田文隆さん(=「人物風土記」で紹介)をゲストに招き、サロンを開催。会場には同団体のスタッフや地域住民ら14人が訪れ、古谷田さんは幼少時代に見た風景や思い出話を講演した。
来場者からは「話を聞いて、改めて街をまわりたいと思った」との声が上がり古谷田さんは「体験談をもとに、地域のことをお伝えすることができた」と笑顔で話した。
次回は6月に開催を予定している。