現在韓国で好感度を爆上げ中!俳優イ・ジュンヒョクの魅力が詰まった韓ドラ5選
今韓国では、イ・ジュンヒョクが好感度を爆上げ中だ。
182cmという高身長に整った顔立ちが人気の理由の1つだが、それ以上に大衆の心を掴んでいるのが、役者としての実力。作品ごとに全く異なる顔を見せるだけでなく、役を魅力的かつ立体的に描き出すことのできる俳優として称賛を浴びている。しかも短いスパンで様々なキャラクターを演じ分けているのも、世間を感嘆させているポイントだ。
例えば、去る12月4日に公開された映画『消防士』(2024)では、どこまでも仕事を全うする役で、後輩に厳しい注意をする先輩消防士かと思えば、ふとした優しさをみせるツンデレキャラを熱演。それ以前には、『良いが悪い、ドンジェ』(tvN/2024)で、昇進を夢見る野望に満ちた人間味のある検事役を務めた。
そして終映から約2カ月後の今年1月3日に、『私の完璧な秘書』(SBS/2025)がスタート。ときめかずにはいられない優しい眼差しや笑顔、スマートな振る舞いなど、見事なまでのロマンス演技を披露して視聴者を魅了している。
どのキャラクターも1人の役者が演じているとは思えない変身ぶり。各作品での活躍はもちろんだが、本当のイ・ジュンヒョクはどんな人なのか、人々の関心を刺激する役者だ。見れば見るほど、ハマってしまう底なしの魅力を持つイ・ジュンヒョク。そんな彼が気になっている人にぜひご覧いただきたい彼の主演作を5つ紹介する。
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赤道の男 (KBS/2012)
『赤道の男』は、イ・ジュンヒョクが初めて悪役に挑戦した姿を観ることができる作品。軟弱だが野望に満ちたソシオパスなスター検事を好演して、ドラマファンから演技力の高さを絶賛された。
大きな事件を解決する能力を持つ一方で、成功に近づくほど過去の秘密が明らかになっていき、自身の過ちに怯える姿は圧巻。大切な人が離れ、孤独な戦いを強いられた姿は、悪役だがどこか手を差し伸べてあげたくなる。
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裸の消防士 (KBS/2017)
『裸の消防士』では、正義感溢れるキャラクターに扮して観る者に感動をプレゼントした。イ・ジュンヒョクが演じたのは熱血消防士。10年前に起きた放火事件の真犯人を突き止めるために奮闘する役柄だ。
本作のキーポイントで見どころはなんと言っても、危険を顧みず火災現場に飛び込んで子どもを救うイ・ジュンヒョクの姿。勇敢な心を持つヒーローのようなまっすぐな性格のキャラクターを見事に描き出している。鍛え上げた肉体美にもご注目。
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リセット~運命をさかのぼる1年~ (MBC/2020)
『リセット~運命をさかのぼる1年~』は、イ・ジュンヒョクのスリラー演技とロマンス演技の両方を満喫できる作品。彼が演じた刑事は、俳優人生で最高のキャラクターと、大衆に言わしめたほどのハマり役として知られている。
仕事にはそこまで熱心ではなくさぼることもあるが、本能的な勘と優れた記憶力を持つ有能な役で、適度な図々しさとカリスマ溢れる一面を行き来する姿が物語を盛り上げ、彼本来の持つ魅力と相まって多くの視聴者に愛された。緻密な演技が光る1作だ。
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秘密の森 シリーズ (tvN/2017、2020)
『秘密の森』シリーズでは、イ・ジュンヒョクの真骨頂とも言える演技を存分に楽しむことができる。悪役は視聴者に疎まれがちだが、本作で彼が演じた悪人キャラは嫌われるどころか多くの視聴者に愛された。
登場してしばらくはビランに徹底するのだが、人間味あふれる姿を小出しにしていき、いつの間にか憎みきれない魅力的なキャラクターに仕上げている。何とか出世しようと試行錯誤する世渡り上手な様子は、ついクスっと笑ってしまうほど。
冒頭で触れた『良いが悪い、ドンジェ』が、『秘密の森』シリーズのスピンオフ版として、イ・ジュンヒョクを主演に迎えて制作されたのにも頷ける。
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ヴィジランテ (Disney+)
『ヴィジランテ』は、独特な役を演じたいというイ・ジュンヒョクの願いが叶った作品。彼が演じた役は財閥2世なのだが、実はその裏には秘密があり、怪しさを秘めたトリッキーな演技で、物語をより一層盛り上げて視聴者のドラマへの没入度を高めた。
ネタバレになってしまうため、本記事ではこれ以上役には言及しないが、ナム・ジュヒョクをはじめユ・ジテなど、錚々たる役者陣が熱演を繰り広げるなか、強烈な存在感を放ったとの評価。
ストーリーの結末がある程度読めたとしても、イ・ジュンヒョクの演技は最後まで見届けたいと思わせる魅力を持っている。
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(ライター/西谷瀬里)