出荷が最盛期迎える 伊勢原産ミカン
伊勢原産ミカンの出荷が10月2日から始まり、市内神戸のJA湘南伊勢原柑橘選果場では週2日、販売に向けたミカンの集荷と選果作業が行われている。
10月18日には柑橘部会に所属する農家から約1トンのミカンが集まり、選果場の従業員が日焼けや虫食いなどを丁寧に確認しながら、2kgごとにネットに詰める作業を行っていた。
JA湘南の担当者によれば、今年は高温が続いたことやカメムシの被害などもあり、例年の同時期に比べ収穫が少なめだという。ただ「品質は全く問題ない。甘みと酸味のバランスの良さが特徴の伊勢原産のミカンを店頭でお買い求めください」と話している。
伊勢原産ミカンは10月中は「極早生」と呼ばれる品種が出回り、11月からは「早生」、11月末から「藤中」「大津」、12月から「青島」などの品種の収穫が始まる。
出荷は来年2月中旬まで続き、約80トンを見込む。選果されたミカンは、あふり〜な伊勢原店や同比々多店などで2kg740円(税込)で販売されている。