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平谷湖フィッシングスポットで大型マスやアルビノ含めて219匹キャッチ【長野】

TSURINEWS

平谷湖フィッシングスポットで釣れた大型トラウト(提供:TSURINEWSライター・杉本敏隆)

個人的なことだが、ここ最近管理釣り場の釣りが面白くなってきた。以前は渓流や海に行けない季節の釣りというイメージだったが、あれこれいろいろなルアーを試してみるとそれぞれに特徴があって、うまく使えば本当によく釣れる。今回はニューロッドを使ってみたくて長野県の平谷湖フィッシングスポットに出かけてきた。

平谷湖フィッシングスポットへ釣行

釣行日は6月10日。現地に到着したのはオープンしたばかりの時間。天気は晴れ。池をのぞくと水はクリアでたくさんの魚の姿がはっきりと確認できる。1日券を購入すると早速釣りの準備に取りかかる。

平谷湖フィッシングスポット(提供:TSURINEWSライター・杉本敏隆)

新タックルの紹介

これまでエリアフィッシングは天龍のレイズオルタRZA61L-T (Midge Crankin’)でほぼすべての釣りを賄っていたが、今回からロッドが1本増えて2本体制になる。

新たに購入したのは同じく天龍のレイズオルタシリーズ、RZA602S-MLMT(Midge Minnowin’)だ。

メーカー曰く「ベリーからバットにかけて張りを持たせる事によりルアーの操作性を向上させました」ということなので、ミノーとボトムの釣りで使う予定でいる。

私のタックルは、いつものロッドがテンリュウ・レイズオルタRZA61L-T、リールはシマノ・カーディフXR C2000Sにラインはデュエル・アーマード F+プロの0.1号にリーダーがフロロ0.8号を1m。

そこに加わるのがレイズオルタRZA602S-MLMT、リールはシマノ・ヴァンフォード C2000SHG、ラインはゴーセン・アンサーアジングPEX4の0.2号にリーダーがフロロ0.8号を1mのタックルだ。ゴーセンのアンサーアジングPEX4を使うのも初めてになる。

表層狙いの思惑が外れる

早速エンジョイエリアで釣り開始。マイクロスプーンで表層の魚を狙ってみる。いつもならすぐに反応があるのだが、魚たちはガン無視。2投で見切ってすぐに移動していく。

次はトーナメントエリア。マイクロスプーンにアタリは出るが、なかなか掛からない。いつもなら3投もすれば1匹目が釣れるのに今回はなかなか難しい。苦戦しそうな予感がする。

次はトップ。平谷湖で実績抜群のパペットサーフェスを投げてみる。ところがこれもいまいち。出ないことはないが、連発することはない。

エキスパートエリアで大型ニジマスヒット

次はエキスパートエリアに移動してミノーのマジックジャーク。前回釣行時はスティルエリアT2に次々にアタックがあったが、今回は反応が少ない。前回大活躍した鱒の小魚もあまり効かない。う~ん、困った。

「でかいのでも狙ってみるか」とスティックを投げてみると3匹目で大型がヒット! ゆっくりとルアーについてきてルアーをくわえるところまで丸見え。慌てず一呼吸おいてフッキング。よし、掛かった。

そいつは釣られたことに気づくと大暴れ。ものすごい勢いでラインを引き出していく。フックを伸ばされないように慎重にやり取りをする。時間は少しかかったが無事ネットイン。

ところがこいつがネットの中で暴れてスティックが壊れてしまった。20年以上前に購入したもので劣化していたとはいえ破壊されてしまうとは。

スティックにヒットした大型ニジマス(提供:TSURINEWSライター・杉本敏隆)

ペピーノMRで奇跡の連発ヒット

「こういう渋い時間に活躍するのがニョロ系のルアーだ」と聞いていたので、先日購入したペピーノMRを投げてみる。

「こんな大きいルアーに食ってくるのかなあ」と思いつつスローリトリーブしていると、グンとアタリがありレギュラーサイズをキャッチ。

ぺピーノMRが好調(提供:TSURINEWSライター・杉本敏隆)

その後も今までの不調が嘘のようにアタリが連発する。良型のアルビノがチェイスしてきたときはドキドキ。そして追ってきた勢いのままヒット!

ぺピーノMRにヒットしたアルビノ(提供:TSURINEWSライター・杉本敏隆)

「ペピーノ釣れるなあ」とびっくり。さらに大型2匹がヒットし1匹はばらしたが、もう1匹はキャッチ。ペピーノ買い増し決定だ。

ぺピーノMRにヒットした大型ニジマス(提供:TSURINEWSライター・杉本敏隆)

ボトムを狙うが不発

お昼頃になるとアタリは減ってきた。ここは粘らず移動だ。釣り方も変えてみる。ニューロッドでボトムを狙ってみる。

ちびダートランをボトムで軽くトゥイッチしたり、シェイクしたりして誘う。ルアーにアクションがつけやすくなかなかいい感じだ。ただ魚はあまり反応してくれない。

パペットサーフェスで数を伸ばす

2時くらいになるとトップによく出るようになってきた。ニューロッドでパペットサーフェスを使ってみると、とても使いやすい。

ロッドに張りがあるので小さく鋭いフッキングで掛かってくれる。もし掛からなくてもルアーの移動距離が小さいので、そのまま誘い続けることができる。ここで一気に数を伸ばすことができた。

エサやりタイムは入れ食い状態

4時になるといつも通りエサやりが始まる。ペレットが撒かれると魚たちの意識は水面に集中。ペレットらしいものには我先にと猛ダッシュで飛びついてくる。ペレットルアーを使っていればもう入れ食い状態だ。

ペレットタイムは爆調(提供:TSURINEWSライター・杉本敏隆)

終了時間の5時までに100匹ほど釣ることができた。驚いたのはそれだけ釣ってもアンサーアジングPEX4が十分な強度を保っていたこと。安いからという理由で買ってみたラインだがこれからも使っていくことになりそうだ。

爆釣を体験できたエリアトラウト釣行

最終釣果は219匹。前半は不調だったが、型も数も満足の釣行となった。これから暑い夏になってくると、さすがに日中は厳しい時間も出てくるだろうが、そういう時間をしのいでいけるような釣り方をいくつか持っていると楽しい釣りができるだろう。

初心者に向けた教室も開催

平谷湖フィッシングスポットではほぼ毎日初心者向けのルアー教室が行われている。わからないことはどんどんインストラクターに聞いてみるといい。その日の魚の状態に合わせた攻略法も教えてもらえる。

私も過去にいいアドバイスをもらって爆釣したことがある。釣果がアップすること間違いなしだ。

<杉本敏隆/TSURINEWSライター>



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