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千葉県の船釣りファンがオススメする釣りメシ3選 釣行後のラーメンは外せない?

TSURINEWS

勝浦タンタンメン(提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)

釣りに行くことイコール小旅行。旅行の楽しみとして外せないのは、何といってもグルメですよね。千葉方面の釣行にて、印象に残っている「ごはん」を紹介します。

千葉の釣り場は豊富!

三方を海に囲まれている千葉県。船釣りの拠点はもちろん、最近は大分減ってしまいましたが、陸っぱり釣り場も数多く点在します。筆者の自宅がある埼玉県のお隣で、渋滞が怖い首都高を使わず行くことができる県ということもあり、茨城と並んでよく行くエリア。

大抵は、釣りが終わって家に直行し、シャワー浴びてイッパイやりながら晩御飯の準備が王道パターンなのですが、最近はちょっと心にゆとりを持って、寄り道をするパターンも増えてきました。お土産、グルメ。ネットで独自に調べたお店、千葉在住の釣り仲間に教わったお店、船長に教わったお店。気づくと、千葉に関しては釣り船宿と同じく新規開拓はほぼ終了。筆者のお気に入りを紹介させていただきます。

勝浦タンタンメン

寒い冬に好機となる寒サバをはじめ、オニカサゴ、ヤリイカ。勝浦周辺はこれらのターゲットを看板にしている船が多いので、よく利用させてもらっているほか、地磯も点在。冬のウツボ釣りは、筆者の恒例行事でもあります。

寒い寒い釣りの後は、やっぱりアツアツのラーメンが最高に美味い!そして勝浦と言えば、勝浦タンタンメン!そんな中にあって最も有名なお店は、勝浦タンタンメン発祥の店として君臨する「江ざわ」。週末は大行列ができ、味は間違いなしです。

また、あるグルメ船長お勧めお店は「松野屋」。ここの特徴は何といってもニンニクが良く効いているスープ。ラー油との相性も抜群でした。

そして、そんな2店舗をおさえ、筆者が独断で栄えあるNo1としているお店は「はらだ」。このお店は市街地から離れた所にあり、更に幹線道路からもはずれたところにあるので見つけづらいお店なのですが、ここも週末には行列ができるほどの人気店。

はらだに行くには、ナビがないときつい(提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)

とにかく辛いラー油がインパクト大のタンタンメンなんです。なので辛党には特にお勧め。またこれ以外にも、朝ラーが楽しめるお店、量が多いお店等、個性派のお店が揃っているので、勝浦方面に行く際は是非、事前に「勝浦タンタンメン船団」のHPなどで調べてお出かけになってください。

勝浦タンタンメンの大きな特徴はたっぷりタマネギ!(提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)

君津の豚骨ラーメン

すいません、ラーメンが2つ続いてしまいました。実は千葉県には勝浦のタンタンメン、竹岡の竹岡式ラーメン、長柄地区のアリランラーメンという「千葉御三家ラーメン」と呼ばれるご当地ラーメンが存在しており……ここまで書いておきながら、「何故ここに出てこない豚骨ラーメンの紹介?」って思うかもしれませんが、そこは筆者の独断と偏見ということで。

八平のアリランラーメンもオススメ(提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)

君津市は、昭和40年に日本製鉄(当時は八幡製鉄)が製鉄所を作ったことにより、当時、八幡(現北九州市)から大勢の社員とその家族が移住してきたこともあり、自然と豚骨ラーメンが定着したのだとか。

筆者は若い頃、北九州にぷらっと行ったことがあり、その時に誰かの勧めで北九州小倉の「みんずラーメン」というお店に入り、そこで生まれて初めて本場の豚骨ラーメンを食た感想は「カブトムシの幼虫みたいな……」と、到底人にお勧めなどできない感想を持っておりました。

しかし、歳を重ねるとともに豚骨の味と風味に慣れていき、後になってじわりじわりとあの時のカブトムシ幼虫スープの味を思い出し、またあの味のラーメンを食べたいと思うようになっていき……。筆者にとって君津の豚骨ラーメンは、あの時の味と同じ、というワケではないのですが、何となく若かりし頃、全国を貧乏旅行していた時の記憶を思い出してしまう懐かしい味となっておりまして、年に1~2回程度ですが、この方面の釣行を利用して寄り道しています。

お気に入りの豚骨ラーメン店(提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)

館山中村屋のピーナッツクリーム

館山中村屋とは、その昔セブンイレブンの中華まんや、カレーでお馴染みの新宿中村屋と袂を分かったパン屋さん。館山駅前に本店があり、館山バイパス沿いと君津に支店があります。

館山バイパス店は駐車場が広い(提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)

ここのパンはどれも美味しいのですが、筆者が毎度必ず購入するものは、(たっぷり)ピーナッツクリームぶどうパンとお土産用ピーナッツクリーム。このお店に関しては、釣りの帰り道についでに立ち寄る、ではなく、ここのピーナッツクリームを買うついでに釣りに行く、というプランにて出かけます。

昨年は妻と息子を連れていきました(提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)

なので、筆者は毎年、南房に落ちハゼ狙いで出かけるのですが、この釣行は実はついで。「遠くに出かけるのになぜイソメ30gしか持っていかないの?」と聞かれたら、理由はこれなんです。

実はなかぱん(館山中村屋の愛称)のピーナッツクリームは大人気商品で、週末はお昼過ぎには売り切れてしまい、ピーナッツクリーム入りブドウパンに限っては、大抵昼の時間帯を待たずに売り切れてしまう人気商品。船釣りとのセットで立ち寄るなら平日がいいでしょう。

家族に大人気なんです(提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)

孤軍奮闘の釣行ももちろん楽しいですが、グルメを交えた、のんびり釣行も悪くないですよ。

<尾崎大祐/TSURINEWSライター>

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