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ノリノリだった猫の“急な塩対応”が刺さる【猫エッセイ】交通事故にあった猫を拾いました

ねこのきもちWEB

こんにちは。3匹の猫と1頭の犬と暮らし、二児の母でもあるtamtamです。
ある日、交通事故にあった猫(凶暴)を迎え、一緒に暮らすことになりました。
一時期は安楽死とまで言われた猫様でしたが、気合と根性で見事に復活。
しかし後遺症が残り、野良猫として生きていくことができなくなった、たまちゃん。

そんな猫様をサポートをしていきたい人間と、人の手なんか借りたくない猫様のお話です。

猫じゃらしで遊ぶ顔って、なんでこんなに可愛いんでしょうか


【連載】交通事故にあった猫を拾いました#266


推定10歳くらいの、イケおじ猫・たまちゃん。
年齢的にはすっかり落ち着いていてもおかしくない頃なのですが、遊びに関しては、まだまだ現役です。

猫じゃらしをちらつかせれば、すぐに反応。
目をまんまるにして、真剣な顔で獲物を狙います。
その姿がもう、完全に子猫。

さっきまで「落ち着いた大人の猫」だったはずなのに、一瞬で無邪気モードに切り替わるものだから、毎回キュンとしてしまうおかーさんです。

獲物役も、頑張りますよ


【連載】交通事故にあった猫を拾いました#266


そんなたまちゃんの見事なハンター姿を前にすると、こちらだってテンションが上がります。

獲物役? もちろん本気でやりますよ。
物陰に隠れ、まるで生きているかのように猫じゃらしを動かす。これぞ匠の技。

長年、猫と共に生き、ヒゲの先から尻尾の先まで理解しているからこそ成せる技なのです。
この動きなら、うずうずキラキラしたたまちゃんが、すぐ飛び込んでくるに違いない!

……しかし。

待てども、待てども。来ない。
おかしい。
さっきまで、あんなにノリノリだったのに。

痺れを切らしたおかーさん、そっと物陰から覗いてみると——

まさか…飽きただと!?


【連載】交通事故にあった猫を拾いました#266


そこにいたのは、先ほどまでの「うずうずキラキラ子猫たまちゃん」ではありませんでした。

「最初から興味ありませんでしたが?」
と言わんばかりの顔をした、ただのおじさん猫。

そして何より、おかーさんを見るその冷たい視線。
若干、蔑んでいる。……でも、それはそれで可愛い。

その姿を見て、おかーさんは気づいてしまったのです。
遊んで“あげている”つもりでしたが、どうやら遊んで“もらっていた”のは、私の方だったのかもしれません。(しゅん)

たまちゃん本日の一言


【連載】交通事故にあった猫を拾いました#266


しゃーないな。
たまには遊んであげるやん

tamtam プロフィール


動物病院で動物看護士として勤務後、現在は個人で犬猫を預かり里親を探す「一時預かりボランティア」を続けている。犬猫の保護や介護について、大変な現実だけでなく、楽しさ・幸せをSNSで発信し大きな話題に。
2022年「たまさんちのホゴイヌ」(世界文化社)、2023年「たまさんちのホゴネコ」(世界文化社)を出版。著者印税を動物福祉活動に充てている。

instagram:@tamtam__111

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