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これ1つでパン作りも炊飯もできる!便利すぎる「メスティン」活用術【アウトドアでも家でも】

Sitakke

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8月5日はなんの日か、みなさんご存知ですか?

正解は…「山ごはん」の日!

私、HBCアナウンサー・堀内美里(ほりうち・みさと)は、「登山」と「山ごはん」が趣味!いつもの連載では、山登り初心者でも楽しめる、お手軽✕絶景の山をご紹介しているのですが、今回は「山ごはんの日」を記念して、「メスティン」の活用術をご紹介します。

山ごはんだけでなく、おうちごはんでも活用できますよ!

連載「堀内美里の言いたいことは山々ですが」

山ごはんの日 メスティンに注目!

私が登山を始めるきっかけになったのが、マンガ「山と食欲と私」 (Ⓒ信濃川日出雄/新潮社)です。
その主人公・日々野鮎美が「山ごはんの日公式もぐもぐアンバサダー」なんです。

今回注目したのが、アウトドアでよく使われる四角いクッカー、メスティン。

メスティンで作ったラーメン

お弁当箱のような見た目で、とても軽いのが特徴。これ一つあれば、ご飯を炊く、具材を炒める、蒸す、煮る…などのすべてができる最強のギアなのです。
今回はメスティンを使った、①お米の炊き方②パンの焼き方③オススメレシピをご紹介します。

①キホンのキ!メスティンで炊飯

【材料】

・お米1合(150グラム)
・水(200ミリリットル)

【作り方】

①お米と水をメスティンへ!

私が使っているメスティンは、持ち手の接着面の「丸ポチ」を目印に、真ん中まで注げば、ぴったりの水量になることを発見しました。

②ふたをして、強火→弱火で10~15分

チリチリと音がなったら火から下ろします。

③タオルにくるんで10分ほど蒸らす

面倒なときはそのまま食べていますが、蒸らしたほうがおいしいです。

ふっくらツヤツヤのお米が炊けました。個人的には、炊飯器で炊くよりおいしい!

ポイント

・炊く前に、お米を浸水させておくと失敗が少ないです。
私は、米と水をまとめてジップロックに入れて、山に登る間に浸水させています。

・蒸らすとき、底面が上になるようにひっくり返しておくと、よりお米が均一にふっくらします。

山頂で食べる炊きたてごはんは、ぜいたく極まりないですよ~!たとえ焦げても良い思い出です。

②挑戦!メスティンでパンを焼く

【材料】

・強力粉 150グラム
・塩 ひとつまみ
・水 80ミリリットルくらい
・ドライイースト 3グラム
・砂糖 小さじ1
・バター 10グラム

【作り方】

~家での下準備~

①材料を全て混ぜて、耳たぶくらいのかたさにする

②2回発酵させます。
(1回目が、40度で50分程度。私はオーブンで発酵させましたが、オーブンがない方は、温かい場所に時間を長めに置いて、様子を見てみてください。むくむくふくらんできます)
(2回目が、常温で15分程度)

③クッキングシートをメスティンの形にそって敷き、パン生地を詰めて山へ。
山でちぎって食べやすいように、適当な大きさに丸めてから入れました。

~山頂で、いざ焼きます!~

④ごく弱火で、それぞれの面を5~10分ずつ焼いたら、完成~!

ポイント

・パンの3次発酵を登山中に行っているイメージです。登る前よりさらに、ふかふかにふくらんでいました。
・お好きなトッピングで楽しむのもおすすめです。個人的にはメープルシロップがぴったりでした。パン自体の甘さは控え目なので、チーズや野菜などをはさんで食事パンとして楽しむのもおいしそう!

山ごはんとしては相当面倒ですが、一度やってみていただきたいです。

準備の段階では「一生やらない」と思ったのですが、山頂で焼きたてのパンは…一生忘れられないほど、おいしかったです。

わかりにくいので、SitakkeのYoutubeで公開している動画も参考にしてください。

次回の記事では、メスティンを使ったおすすめレシピ3選をご紹介します!
【便利!「メスティン」の簡単レシピ3選 山ごはんにも、おうちごはんにも大活躍】

※北海道の山に登るときは、クマについても知っておきましょう。「クマに出会ったら」「出会わないためには」の基本の知恵は、HBCのサイト「クマここ」で、専門家監修のもとまとめています。

連載「堀内美里の言いたいことは山々ですが」
北海道生まれ北海道育ち。生粋の道産子であるHBCアナウンサー・堀内美里が、趣味である「登山」と「山ごはん」を紹介します。
初めて登山をする方は、まずはこちらの記事から:「初めて登山をするあなたへ」

文:HBCアナウンサー・堀内美里(ほりうち・みさと)
北海道生まれ・北海道育ち。2021年入社。HBCテレビ「グッチーな!」「吉田類 北海道ぶらり街めぐり」、HBCラジオ「平野龍一のミライの扉」を担当。登山歴3年。おいしくごはんを食べるために山に登っています。登山の魅力はインスタグラムでも発信中

編集:Sitakke編集部IKU

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