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石川町養蜂家、採蜜最盛期迎える  若手が奮闘 地産地消目指し

タウンニュース

巣枠やミツバチに異常がないか確認する関根さん=6月6日

八王子市内でハチミツが採れるのをご存知だろうか。石川町に採集場を構える「関根養蜂場」では、4月頃から採蜜が始まり、現在、最盛期を迎えている。添加物などを一切加えない石川町産ハチミツとして、「1瓶1瓶味が異なるのでぜひ食べ比べて」と同養蜂場を1人で営む関根諒介さん(30)は話している。

高尾山近郊や堀之内など、市内各地で採蜜場がある八王子。養蜂業を営む場合は養蜂振興法に基づき蜜蜂飼育届けを申請しなければならないが、申請先の東京都農業振興事務所(立川市)によると、市内には33軒あるという(1月1日時点)。

ミツバチは約2キロメートルから4キロメートルの範囲から蜜を集めてくることから、養蜂場は間隔を空けて点在する傾向がある。アカシアや栗の花など特定の花から採蜜したものと、限定せずさまざまな花から採蜜させる百花蜜がある。

農業の延長で

石川町で養蜂場を構える関根さんは、百花蜜で2019年から養蜂業を始めた若手養蜂家の1人だ。もともと親戚が行う農業を手伝っており、自身も野菜づくりに従事していた。受粉の過程でミツバチの働きが大切なことを知り、知り合いの養蜂家にミツバチ入りの巣箱を1箱借りた。ノウハウを教えてもらうなかで、初めて石川町で採集した蜜の味は「格別だった」という。

以後も「師匠」に指示を仰ぎながら巣箱数を増やしていき、現在は12箱ほど。造園業などとの兼業で「小規模」ながら、採集した蜂蜜は「SEKINEHONEY」として道の駅八王子滝山(滝山町)や石川町のテニスコートなどで販売している。

「巣箱を置けるスペースがあればよく、野菜づくりと比べると始めやすい」というが、蜜の量に直結する働きバチの数を減らさないようにするのが養蜂家としての腕の見せどころだという。

小さなダニが大敵

「ミツバチに寄生するダニが厄介。昨年はだいぶやられてしまい、数がだいぶ減ってしまった」と肩を落とす関根さん。減少した分は専用の販売店から購入し補填するが、それでは採算が合わなくなってしまう。ミツバチの間でダニがはやると大量のミツバチが死に、受粉ができなくなり野菜づくりにも大きく影響する。「ミツバチのダニは深刻な問題」と話し、巣箱のミツバチに異常がないか、入念にチェックする。

ベテラン養蜂家と比べ「自分はまだまだ」と話すが、「揚げたジャガイモにハチミツをかける食べ方がおすすめ。瓶ごとに味が異なるので、ぜひ食べ比べてみて」と関根さんは呼びかける。

問い合わせは同養蜂場【電話】090・6189・5227。

関根さんが販売するSEKINE HONEY

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