<ママ、ブログ全部消して!>孤独だったワンオペ育児。心の支えは子育てブログだった【まんが】
【私の気持ち】
私はユリ。夫のタクヤと娘のリンと3人暮らしです。わが家は夫が激務で、ほぼ1人でリンを育ててきました。そんなリンも、昨年受験勉強を頑張って第一志望の私立中学校に入学。現在はお気に入りの制服を着て、毎日楽しそうに学校へ通っています。
子育てブログを通して、たくさんの人と繋がることができました。このブログは、娘との想い出がたくさんつまった私の宝物。これからもたくさんのフォロワーさんたちと繋がって、リンの成長を見守っていければと思っているのです。
「もうやめて!」愛おしい姿を残しておきたいだけなのに
リンは靴下の写真を撮ったことにひいていたようでしたが、私はこれも成長の証だと思うのです。リンがお風呂に入っている間に、私は餃子を30個焼きました。
リンがたくさん餃子を食べている姿は、小さい頃から変わりません。私の作った料理を「美味しい」と言って、たくさん食べてくれるリン。その愛おしい姿を残しておきたかっただけなのに……。それを突然「やめろ」だなんて、リンはいったい何を考えているのでしょうか?
プライバシーの侵害?ワガママでブログ閉鎖はできない!
「プライバシーの侵害」とリンは言いましたが、私は別にリンの顔写真を載せることも、リンが特定されるような内容を載せているわけでもありません。日々、想い出に残ったことや反省するべきことなど「子育て」にまつわる内容を発信しているだけなのに、それを「やめろ」だなんて……。ワガママだと思いませんか?
【娘の気持ち】「気持ち悪い」ブログにさらされる私の日常
私はリン。昨年第一志望の私立中学に合格し、両親と3人でそれなりに楽しく暮らしてはいる。けれど私には悩みがある……。それはママが私のことをいちいちブログにあげていること。次第に嫌悪感を抱くようになった私は、ママに「もうやめて」と言ったけど、ママからは「ワガママ」だと言われてしまい……?
確かに小さい頃はママのブログに載ることが嬉しかった時期もあった。でも今では、ママのブログに載ること自体が気持ち悪いって思ってしまう。ブログのために、私の周りをウロウロしているママ自身にも疑問をもつようになっていた。
【私の気持ち】「私はママの所有物じゃない!」娘の言葉に大ショック!
「もうブログをやめて」と言うリンの要求を、私は「ワガママ」だと思ったのですが……。
リンの言葉は確かにその通りだと思います。リンとの日々を綴った「子育てブログ」だからこそ、私のブログに娘は欠かせません。そのリンが「ブログを全部消してほしい!」と望んでいるのです。けれど、今までこのブログに支えられて育児を頑張ってこられたことも事実なのです。できることなら、このままブログを続けたい。100歩譲って更新はしなくても、せめて今までのブログは残しておきたい……。そう思うことは私の「ワガママ」でしょうか?
「更新はしないけどブログは残したいの!」娘へのお願い
夫は「やめるしかない」と言いますが、私はどうしても納得できません。確かにリンの気持ちが一番大切です。リンが嫌がるのであれば、これ以上更新はするのはやめておこうと思います。ただ、今までの育児の想い出が全て詰まっているブログ。フォロワーさんのためにも、せめてそのまま残しておきたいんです。
夫の想い「子どものプライベートさらしてる自覚ある?」
今まで深く考えないで、気軽にブログをやっていました。しかしよくよく考えてみると、その中には危険もたくさん含んでいたのです。娘が「もうやめて」と言ってきた以上、私が娘のことを書き続けるのは違うと、ようやく納得がいったのでした。
娘の意思を大切に!「ブログ消しても想い出は消えない」
このブログのおかげで、育児生活を乗り越えることができました。けれど娘の成長とともに、見守る親も変わっていかないといけないのですね。子育てブログは削除したけれど、娘の育児に関わってきた日々はしっかり形に残っています。これからも娘の親として、娘の意思を大切にサポートしていければと思っています。