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人気モデル・八木アリサが「反省ばかり」の女優業にそれでも挑戦する理由

ドワンゴジェイピー

人気モデル・八木アリサが「反省ばかり」の女優業にそれでも挑戦する理由

ファッション誌『ViVi』の専属モデルとして人気の八木アリサが女優に挑戦するのには、ワケがある。現在24歳でモデル歴は13年とベテランのクラスで、絶大な支持を得ている。その経歴ゆえに今は“女優”という肩書きよりも“モデル”という肩書きの方がしっくりくる。ならばわざわざ未知の領域に進む必要もないだろう。だって現状でいることは楽だから。そんな思いで意地悪く尋ねると、八木はこう答えた。「ぬるま湯のままで死にたくはないんです」と。

本格的に女優活動をスタートさせたのは20歳の頃。そこから“石の上にも3年”も過ぎたが「女優業はあらゆる角度から映されるし、何度も同じ場面を演じて新鮮さを保つのも難しい。女優としていまだに基本的なところで躓いています。作品に出演するたびに反省ばかり」と葛藤の中にある。一方、モデル業については「キャリアが長い分、カメラを向けられると体が自然と反応する」と経験値の高さを物語る。なおのこと反省ばかりの女優業ではなく慣れ親しんだモデル業の方が安泰のように思えるが…。

実はモデルとして順調にキャリアを重ねる陰で、焦りを感じていた。「モデルとして今年で13年。『ViVi』の専属になって8年。モデルとして先輩クラスになり、周りから“もっとこうしてほしい”と言われることはなくなりました。すると自分にこれ以上ののびしろを感じなくなってしまって。私と同世代で社会人になったばかりの友人たちの姿に“もがいているなぁ”と感じると同時に、“じゃあ私は?”となった」と打ち明ける。

女優業へのステップを本格的に踏んだタイミングにも理由がある。2016年に単独で表紙を飾ったのが大きなきっかけだ。「元々お芝居には興味がありましたが、モデルとして頑張るために上京したので、モデルとして単独で表紙を飾るまでは女優業をやらないと決めていました。自分の中で満を持してのタイミングではないと新しい扉は開けないし、性格的にも中途半端に初めてのことをスタートさせることはできません」と自らに枷を課し、モデル業も女優業も本気で打ち込んでいる。

恋愛映画『キスカム!~COME ON KSS ME AGAN!~』(近日公開)では、女性カメラマンをクールに演じている。「恋愛を捨てて仕事に生きているような役柄で、髪形や服装もオシャレよりも動きやすさを重視。これまでモデル役を演じることが多かったので、凄く新鮮でした」と自分以外のものになる表現の面白さを実感。堀田茜や葉山奨之ら歳の近いキャストとの撮影は「みんなマイペースで普通におしゃべりもしつつ、仲のいい撮影現場でした。葉山さんとは高校が同じで隣のクラスだったので共通の友達もいるし、堀田さんも何度かお仕事をご一緒したことがあるので、緊張することなく過ごせました」と委縮することもなかった。


女優として2020年は「猪突猛進」を意識し「今の自分にできる挑戦について考えて、自分から動く。壁にぶつかって砕けてばかりだけれど、今より少しでもハートを強くしてプレッシャーに負けないように表現力を磨いていきたい」と誓う。日々の癒しは「食べること」で「特にニンニクが大好き。本体の見た目も可愛しい、食べると元気になる。料理の脇役になっても存在感が際立っている」と嗜好を明かす。見た目も可愛いし、脇役になっても存在感が際立つ…。それはまるで八木の現在の女優としてのポジションのよう。メインの食材になる日が待ち遠しい。


文・写真:石井隼人


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