2人で過ごす「時間」が幸せ! 谷の誕生日デートに尊死する視聴者たち……平の誕生日ストーリーも話題に──2026年冬アニメ『正反対な君と僕』第9話「サプライズ!」を振り返ろう! 第10話「修学旅行!(前編)」の見どころもお届けします!
マンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」で2024年まで連載されていたラブコメ作品『正反対な君と僕』。明るく元気だけど人の目を気にしてしまうギャル・鈴木と物静かだけど自分の意見をはっきり言える男子・谷のカップルを中心に、高校生たちの日常を描いた作品です。
恋をした時の感情の忙しさや青春特有の人間関係、それに伴う心理描写の秀逸さで人気の本作。ファン待望のアニメが2026年1月より放送中です。
本稿ではファンが注目したポイントやSNSで盛り上がった箇所を中心にストーリーを振り返っていきます。今回は第9話「サプライズ!」をお届け!
秋も深まる今日この頃。11月1日に谷の誕生日を控える鈴木は、どんな風にお祝いをしようかとウキウキ。一方の谷は、そんな鈴木の様子を見て不安気な様子……一体どうしたのでしょうか。
※本稿にはネタバレ要素が含まれます。
心からのお祝いだけが相手の心に届く
口には出さないものの、明らかに自分の誕生日をお祝いしようとしてくれている鈴木を見て顔が曇っていた谷。その原因は彼の中学時代の経験にありました。
中学の頃のクラスには、祝われない人がいたら可哀そうだからとクラスメイト全員の誕生日を祝い合う文化があり、11月1日には谷も当然祝われることに。周囲からのおめでとうに「ありがとう」とお礼を述べた谷でしたが、「え…なんかリアクション薄…」とクラスメイト達にがっかりされてしまったのでした。
未だにあの時の正解がわからない谷は、鈴木相手に同じようなことが起こってしまわないかと不安になっていたのです。
しかし、そんな不安は全く必要ありませんでした。鈴木は前日の23時58分に電話をかけ、日付が変わった瞬間に「おめでとう」を伝え、当日はいっしょにコンビニケーキを買いに行き、用意していたろうそくとライターでデコレーションしてお祝いしてくれました。
そんな彼女にちゃんと嬉しさを感じ、その気持ちのまま「ありがとう」と謝意を伝えた谷。その気持ちは鈴木にもきちんと伝わり、素敵な誕生日になったようです。
また、谷は佐藤や渡辺、山田たちからのお祝いにも温かいものを感じている様子でした。プレゼントはグミだったり、安価なチョコレートのお菓子だったり、シールだったり、言葉だけだったりと人それぞれでしたが、その点は関係なく、全員が“谷を祝おう”という気持ちをちゃんと持っていたことが谷が嬉しく感じられた理由だったように思います。
中学時代のクラスメイトの“祝わなければならない”という義務感では谷の心に気持ちが届かないのも当然のこと。本話の冒頭で平が言っていた「祝ってくれる気持ちが嬉しいもんなんじゃねーの」という台詞が本話の主題なのだと感じました。
“同じ”と”違う”が交差する誕生日デートにキュン!
本話の後半では谷の誕生日お祝いデートが描かれました。いつも鈴木の行きたいところにばかり出かけている2人ですが、今回は谷がデートの行き先を決めることに。
谷が選んだのは博物館! 小学校の遠足ぶりという鈴木。対して小さい頃好きだったと話す谷。鈴木のチョイスではなかなか選ばれなさそうなスポットで、今回も異文化交流が捗りそうな予感がします。
企画展は大変な混雑でゆっくり見られなかったようですが、常設展は空いており、化石や海洋生物、昆虫や動物など様々な展示を見て回り、充実した時間を過ごせたようでした。「楽しかった~!」と話す鈴木に、谷もホッと一安心。
しかし、調べていた飲食店が休みだったり行列ができていたりと思う通りにはいかず気落ちする谷。それでも鈴木は「調べてくれたお店行けなかったのは残念だけど、これはこれでむしろ最高じゃんね」と、偶然見つけたキッチンカーのテイクアウトご飯を食べながら明るく話します。
谷はそんなポジティブな彼女に対し「僕は鈴木さんが楽しんでくれる方がいい」、場所とか目的よりも「鈴木さんと一緒にいる「時間」が楽しい」と胸の内を話すと、鈴木も「わかる~~~!」と激しく同意。
2人の“同じ”が見つかったこちらのシーンで「同じ同じ♪」と谷に笑顔を向ける鈴木に、ワンテンポ遅れて谷は「僕も同じ」と返答。気持ちは同じでも、会話のテンポは少し違うのだなと2人の“違う”部分に何だか微笑ましい気持ちになりました。
さらに、その後の帰り道では、博物館の近くにある美術館にも行こう、という話になり、鈴木は「カラフルな絵とか見てるの楽しいし!」、谷は「西洋美術史は少し興味ある」と全く違う感性が浮き彫りに。そんなところも可愛らしいカップルだなと思います。
楽しかったデートの最後は、見つめ合ってハグ、そして鈴木からの不意打ちチークキス! キスしている場面が描かれるのではなく、背伸びした鈴木の浮いた踵が映し出される演出も素敵でした。
今回も眩いばかりの青春を浴びた視聴者たち。「谷くん鈴木ちゃんかわいすぎてたまらんかった~!」「幸せオーラ充満してて当てられそうw」「何でこんなに毎週キュンキュンしなきゃならんのだ」と今週も尊死が止まりません。
また、「完璧じゃなくてもいっしょにいられれば幸せで楽しいってリアルな青春恋愛感あってよかった」「谷くんデート先に悩んだり上手くいかなくて落ち込んだり、また新しい経験だったんじゃないかなあ」などの感想も寄せられています。
アニオリ演出! 平の誕生日ストーリーにも注目集まる!
谷の誕生日がメインとなった本話には、10月10日の平の誕生日のお話もアニメオリジナル演出で差し込まれていました。
自分の誕生日を友人たちに知らせていない平ですが、たまたま当日に校内放送で流れた別の生徒宛てのバースデーソングを自分宛てかと一瞬勘違いして、1人羞恥心に駆られます。このこと以外にも誕生日なのにツイてない1日を過ごしていた平でしたが、東だけは誕生日を知っており、シールを一枚プレゼント。平はもらったシールを大事にパスケースに挟んでいました。
そして谷の誕生日当日。東とのやりとりから平の誕生日が過ぎてしまったことを知った2人は、平のバイト先のコンビニでケーキと駄菓子のチョコレートを買い、そのチョコレートを誕生日プレゼントとして平へ手渡します。
受け取った平は突然のことで唖然としますが、鈴木たちはそれに気づかず退店。その後の平の表情は映らなかったものの、店長の「平くん、なんかいいことあった?」という一言から、どんな表情をしているかは想像がつきましたね。
平の誕生日を巡るサイドストーリーは視聴者の胸に刺さったようで、「平くん、誕生日気にするなんてかわいいとこあるんだな」「東が平の誕生日覚えてるの良き」「タイラズマの話ありがてえ~~~」「平良かったねえ(涙)」との声が。
今回のお話の一部は原作ではなく、本作のノベライズ『正反対な君と僕 サニー&レイニー』に収録されているお話です。まさか小説がアニメ化されるとは驚きました……! こちらの小説にはタイラズマ(平と東)のお話の他、鈴木&谷、山田&西のオリジナルストーリーも掲載されています。
今回のアニメオリジナルシーンは?
原作に忠実な本作ですが、アニメオリジナルの演出やストーリーもところどころに散りばめられています。ここからは、そんなアニオリシーンをまとめてお届け! もちろん下記以外にも細かい部分で異なる箇所はありますので、原作と見比べながら楽しむのもおすすめです!
平の誕生日の話
先述の通り、平の誕生日の話は原作にはありません。校内放送のバースデーソングを勘違いするシーンや雨の中ごみ捨てに行くシーンはノベライズに収録されています。本話でアニメ化された部分以外にも、誕生日当日に様々なアンラッキーが降りかかる平。彼の身に何が起こったのか、気になる方はぜひ読んでみてくださいね。
平のバイト先でケーキを買う鈴木と谷
鈴木と谷が平のバイト先で誕生日ケーキを買うシーンはアニメだけのもの。こちらのシーンはノベライズにもないので、完全なアニメオリジナルシーンです。誕生日当日でなくても、祝ってくれる気持ちがあれば嬉しいものだよな、としみじみしてしまいました。
休日エンジョイ中の本田
博物館の企画展でもみくちゃにされてしまった鈴木と谷の前を本田が横切ったことに皆様お気づきでしたでしょうか。あれもアニメのオリジナル演出。この休日を楽しむ本田は、コミックス第6巻のカバー袖に描かれています。混み合う会場を涼しい顔で後にする本田さん、なかなか強者のようです。
第10話「修学旅行!(前編)」の見どころは?
次週から修学旅行編に突入! これまた学園ものの定番イベントですから、各カップルの関係進展に期待してしまいますよね。宿泊を伴う修学旅行。普段は言えないことを友達に相談したり、意中の相手とちょっといい雰囲気になったりと、ドキドキな展開が目白押しです。
個人的には東の心理描写やその変化が大好きなので、その部分にもぜひ注目していただきたいところ。とにかく見どころ満載な修学旅行編! 今から楽しみで仕方ありません!