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鶏ガラ&豚骨スープが決め手! うまみ濃厚のもんじゃとふわとろお好み焼き【もんじゃ屋 吉兆】自分焼いて楽しい“ロシアンたこ焼”も

nan-nan 富山の情報

鶏ガラ&豚骨スープが決め手! うまみ濃厚のもんじゃとふわとろお好み焼き【もんじゃ屋 吉兆】自分焼いて楽しい“ロシアンたこ焼”も

肌寒くなってくると、急に恋しくなってくるのが、鉄板焼き。

食欲をそそるジュージュー焼ける音、湯気といっしょに立ち込めるソースの香ばしい匂い、家族や仲間と鉄板を囲むホットなひと時は、鉄板焼きの醍醐味です。

 

そんな鉄板焼き、粉もんの定番といえばお好み焼きとたこ焼きですが、富山にももんじゃ焼きの店はあります。今回は富山では珍しく、お好み焼きよりももんじゃ焼きをメインにした鉄板焼きの店。自席で焼くタイプのテーブルには、たこ焼き用のプレートもついていて、みんなでワイワイやるのが楽しそうな店です。

富山では珍しい!? もんじゃ焼きメインの鉄板焼き店

富山市中心部の住宅街、富山市上本町に店を構える「もんじゃ屋 吉兆」。

 

店の北側には駐車場がありますが、市内電車の「上本町」電停からも近く、粉もんと一緒にアルコールを楽しみたいという人も利用しやすいロケーションです。

掘りごたつの鉄板テーブルには、たこ焼きスペースも

店内にお邪魔すると、大小の焼き台がふたつ。

目の前にあるカウンター席は店一番の特等席で、店主が目の前で焼いてくれるのを眺めつつ、会話も楽しめます。

 

奥は小上がりになっていて、掘りごたつタイプのテーブルが6台。2人掛けと4人掛けがあります。

たこ焼き用の鉄板もセットになっていて、もんじゃ焼きとたこ焼きはセルフで焼くスタイルです。

「吉兆」のオープンは30年以上前。

現在の店主 松本準二さんが創業者から店を引き継いだのは2010年で、その際、もんじゃ焼を全面に押し出して「もんじゃ屋 吉兆」と改名したんだそう。

 

「もんじゃ焼きが食べられる個人の専門店は少ないですよね、もしかしたら先代の吉兆さんが最初かも知れません。味は、創業者が作ったものをベースにしてあるんですが、私流にちょっとアレンジしてるかな」(松本さん)

鶏ガラと豚骨でとったスープが決め手のもんじゃ焼き

もんじゃ焼きのこだわりをたずねると、「こだわり…がないのがこだわりですかね」と茶目っ気たっぷりに微笑む松本さんですが、味の決め手となっているは、小麦粉を溶く“だし汁”にあるんだそう。

 

「鶏ガラと豚骨でとったスープを使って、だし汁を作ってます」(松本さん)

 

ラーメンのように丁寧にとったスープで小麦粉を溶き、松本さん特製のオリジナルソースを加えて作っています。

トッピングが豊富なのも、もんじゃ焼きの楽しみのひとつ。

チーズ、コーンにスナック麺、紅しょうが、生玉子などなど…カレーや富山定番の昆布なんてのもあります。

 

迷う時間も楽しいですが、もんじゃ焼は初めてという人や、なかなか決められないという人には、一番人気の「もち明太子」がオススメ。

今回はそれに相性抜群だという、チーズとスナック麺をトッピングしてもらいました。

運ばれてきたのは、キャベツてんこ盛りの器。太めに切られたキャベツに、太めの焼きそば麺が少し、そして、スルメイカを細かく切った「切りいか」に松本さんこだわりの天かすが入っています。

 

あまりに山盛りなので、こぼさずにちゃんと調理できるか心配ですが、そんな不安もあわせて調理を楽しむのが鉄板焼き。各テーブルには手書きのマニュアルが用意されているので、手順にしたがって作っていきましょう。

火加減まで細かく解説 手書きマニュアルで安心

写真① よく熱した鉄板に油をひきます。具材は混ぜずにそのまますべて鉄板の上へ。

 

写真② 鉄板の上で軽く混ぜ合わせ、切るのようにして炒めます。

① 混ぜずにすべて鉄板の上へ
② 切るように炒める

写真③ 炒めた具材で、どてを作っていきます。

 

写真④ どての中に、だし汁が溢れないよう3回ほどに分けて少しずつ入れていき、どてと馴染ませながら広げていきます。

③ 炒めてから どてを作る
④ どての中に少しずつだし汁を入れる

写真⑤ とろみが出てきたら、どてを崩して混ぜ合わせ、鉄板いっぱいに薄く広げます。青のりやかつお節、お好みでトッピングをのせれば完成です。

 

特製のだし汁を使ったもんじゃ焼きのお味は…

⑤ とろみが出てきたら混ぜ合わせて広げる

鶏ガラ・豚骨のだしとキャベツやスルメイカのうまみが混ざり合って、複雑で濃厚な味わいに。

さらに明太子とチーズが深みをプラス、スナック麺が食感をおもしろいものにしてくれます。プチプチした明太子や溶けたもちの弾力も楽しめます。

焦げ具合を好みで調整し、アツアツのヘラごと絡めとれば、最後までおいしく満喫できます。

特製スープ入り「お好み焼き」はふわとろ感が最高

もんじゃ焼に負けず劣らず人気のお好み焼にも、特製の鶏ガラ&豚骨スープが入っているんだそう。

売れ筋の「牛すじネギ玉」は、味噌で3~4時間かけて煮込んでいるという「牛すじとこんにゃく」がたっぷり。ゆっくりじっくり焼きあげたあと、中央に卵黄を落とし、黄身がかくれるほどネギをこんもりと盛り付けて完成です。

崩れた卵黄をまとったお好み焼きは、横から見るとご覧の通りの厚み。

とびきりのふわもち感を楽しめます。

 

「牛すじの脂が影響してるのか、牛すじネギ玉は特別もちっとしてますかね」(松本さん)

 

ふわもちっとした口当たりと牛すじこんにゃくの弾力のある歯ごたえはクセになるおいしさ。みそ味の主張は少なく、ソースとのバランスも絶妙です。

「ソースにはかくし味としていろいろブレンドしているんですけど、食材の味をしっかり楽しめるよう、控えめな味わいに仕上げてます」(松本さん)

 

ソースの存在感は控えめで、牛すじやこんにゃく、キャベツ、ネギ、卵などの一体感のあるおいしさを堪能できます。

あたり/はずれが楽しい“ロシアンたこ焼”も

テーブル備え付けの鉄板にはたこ焼き用のプレートがあるのも「吉兆」の珍しいところ。

メニューには、ロシアンたこ焼もあって、チョコレートか、からしのどちらかを選ぶことができます。

 

「チョコレートはおいしいから、当たりやね」(松本さん)

 

上手に焼けなくても、会話が弾むこと間違いなしのロシアンたこ焼です。

「うちはホームページもインスタグラムもやってないんですよ。ですから、ご連絡は電話か、手紙でお願いします」と、微笑む松本さん。

 

アツアツの鉄板料理に、松本さん夫妻のホットな笑顔に惹かれて通うお客さんも多い鉄板焼きの店です。


【もんじゃ屋 吉兆】
住所 富山県富山市上本町5-24 なかだビル1階
営業時間 11:30~14:30、17:30~22:00
定休日 月曜

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