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荏田高校植竹玲奈さん 17歳、ボートレーサーに デビュー戦は5月5日〈横浜市都筑区〉

タウンニュース

デビューを前に闘志をみせる植竹さん

県立荏田高校を休学し、ボートレーサーを目指していた植竹玲奈さん(17・緑区在住)がこのほど、ボートレーサー養成所を卒所。5月5日(日)から9日(木)まで、ボートレース多摩川で開催のレースでいよいよデビューを飾る。植竹さんは「少しでも上の順位を狙いたい」と意欲を語った。

県内唯一

植竹さんは1335人の志願者の中から3次に及ぶ試験を経て、作春、養成所試験に合格。高校を休学し、第134期生の一人として、1年間の厳しい訓練に耐えてきた。52人の合格者のうち、デビューを果たすことができたのは半分以下のわずか25人。(一財)ボートレース振興会によると、今回の合格者のうち、現役高校生は植竹さんを含め4人いるが、神奈川県出身者ではただ一人だという。

デビューは5月5日から9日までボートレース多摩川(府中市)で開催される「にっぽん未来プロジェクトin多摩川」で、連日出場する。プロデビューが決まり、学校は残念ながら今年度も休学となる見込み。

「かっこいい」

「水上の格闘技」とも呼ばれるボートレース。植竹さんがボートレーサーの道を志したきっかけとなったのが、小学4年生の時に両親と見た平和島でのレースだった。コーナーで競いながら水上をターンする光景に「かっこいい」と思ったという。

養成所は年に2回入所試験が行われる。毎回1000人前後の応募があり、競争倍率は20倍を超える狭き門。応募資格の年齢制限は15歳以上30歳未満。植竹さんは中学3年時と荏田高入学直後に挑戦したが2度とも不合格。3度目の挑戦で通過し、昨年4月から福岡県柳川市にある養成所で厳しい訓練を重ねてきた。

3月22日に無事卒所。同日に行われた修了記念「オールレディース戦」では、第1ターンマークを1位で通過し、そのまま逃げ切った。「ターンする手前でほかのボートが後ろにいたので落ち着けば勝てると思ったけれど、ハンドルを切り直してしまったのでそこが悔しい」と植竹さんはレースを振り返った。新人は4階級の中で1番下のB2級からスタートし、月1回程度のレースに臨む。その後は勝率を上げ、上の階級を目指すことになる。

「自分より上手い人に追いつきたい、追い越したいという気持ちが強い。憧れられる選手に成長したい」と植竹さんは前を向いた。

オールレディース戦前の植竹さん(ボートレース広報インスタグラムより)

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