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『コーヒーミルク』と『フレッシュ』は何がどう違う?

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『コーヒーミルク』と『フレッシュ』は何がどう違う?

喫茶店などで、コーヒーと一緒に白いミルクのような液体が運ばれてくることがある。それを何と呼んでいるだろうか。実は、一見同じような液体に対し、コーヒーミルクあるいはフレッシュと異なる呼び方がなされている。はたして両者は違うもので、区別できるものなのだろうか。この記事では、コーヒーミルクとフレッシュの違いについて解説する。

1.コーヒーミルクとフレッシュは同じもの?

コーヒーミルクとフレッシュ、おそらくどちらか一方の呼び方に慣れている、という人も少なくないだろう。まず、両者は違うものなのかという疑問から見ていく。

コーヒーミルクとフレッシュは同じもの

実は、コーヒーミルクとフレッシュは同じものを指す名称だ。地域によって呼び方が違うため紛らわしいが、ミルクとフレッシュとが別々に存在するわけではない。おおまかには、関東ではコーヒーミルク、関西ではコーヒーフレッシュと呼ばれることが多いようだ。

コーヒーフレッシュは和製英語

ちなみに、コーヒーフレッシュは和製英語で、独特の呼び方だ。この呼び方が広まったのは、1970年代頃にフレッシュを販売し始めたメーカーによる製品名に由来するといわれる。名前から、さわやかそう、コーヒーを飲む時間を充実させてくれそう、といった印象を受けるようにも思える。人気が出て広く普及する際、製品名がそのまま一般的な名称に転じたと考えられる。たとえば、ツナ缶のことをシーチキンと呼ぶのと同じ話だ。このようにして、コーヒーフレッシュという一風変わった呼び方が浸透したと考えられる。

2.コーヒーミルクとフレッシュはミルクではない

コーヒーミルクとフレッシュは、いかにもミルクであるような名前が付いているものの、実はミルクではない。

コーヒーミルクとフレッシュは植物性油脂

実際には、植物性油脂がベースとなっているのだ。ベースに若干の乳化剤などを加え、ミルクに似せたとろみをつけている。また、少し糖分を足す場合もある。メーカーによって配合は異なり、味や食感をミルクに近付けようと工夫が凝らされている。ただし、植物性油脂がメインの液体であるという点は一致している。したがって、コーヒーミルクやフレッシュを加えるといっても、実際には油脂を加えていることになる。そのため、ミルクという呼び方が形骸化しているともいえる。

喫茶店によって本物のミルクの場合もある

ただし、喫茶店によっては本物のミルクをコーヒーと一緒に出すこともある。なかなか本物のミルクを使う機会がないというのも妙な話だが、コーヒーミルクやフレッシュは安いため、広く普及していると考えられる。

3.コーヒーミルクやフレッシュは、コーヒーや喫茶店を楽しむ文化と結びついてきた

コーヒーミルクおよびフレッシュは、基本液体で、ガムシロップと同じような容器に入っていることが多い。中には粉末の形で保管され、乳成分をより多く含むものもある。一方、乳成分由来のクリームやミルクを使いたいという人もいる。そのような需要にこたえるため、コーヒーミルクおよびフレッシュは時代とともに、その形を変えて販売されており、コーヒーや喫茶店文化に強く影響を受ける商品だといえるだろう。

結論

コーヒーミルクとフレッシュは、呼び方が違うだけで同じものを指す。関西でフレッシュと呼ばれることが多いが、それはメーカーの製品名に由来すると考えられる。ミルクと名前がついていても実際には、ミルクに味や食感を似せた、植物性油脂だ。

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