スリッパでスマッシュ 商店街で卓球大会
座間市の商店街「ひばりショッピングタウン」(鏑木重治会長)で7月13日、「全かなスリッパ卓球選手権大会」が行われた。子どもから大人まで幅広い世代がエントリーし、ラケットをスリッパに持ちかえて熱戦を繰り広げた。
同大会は商店街の活性化を目的として、2015年に横浜市でスタート。今年から活動範囲を広げ、県西や湘南など県内6商店街で予選会を実施。11月には優勝者と準優勝者による頂上決戦も予定されている。
この日は、ひばりショッピングタウン主催の「わくわくマーケット」も開催され、イベントの一つとして県央地域の予選会が実施された。
会場では、一部を通行止めにして2台の卓球台を設置。40人が出場し、スリッパを手に白熱したラリーが行われた。
東京都からエントリーした30代の男性は、「風の影響を受けて、球が思いもよらない方向に曲がったり、打つタイミングが狂ったりする運の要素もあって面白い」と声を弾ませた。
地元商店や自治会関係者らがブースを出店し、会場では買い物客や卓球の観戦などで賑わいを見せ、鏑木会長は「たくさんの協力があってイベントが実現できた。今後も楽しんでもらえる企画を考えたい」と話した。