週2日だけ開く、隠れ家みたいな焼き菓子屋さん【高木焼菓子製作所】ほろっとやさしい手作りの味
バターが香るクッキーに、なめらかなチーズケーキ。飾らない素朴な味の焼き菓子は、特別な日も、そうじゃない日も、頑張った自分への小さなご褒美にぴったりですよね。
富山市の郊外にある「高木焼菓子製作所」は、毎日でも食べたくなるやさしいお菓子が並ぶお店。ちょっと分かりづらい場所にあって、しかもオープンするのは週末だけという、隠れ家みたいなお菓子屋さんです。
家具工房のお菓子屋さん
お店があるのは富山市南郊、大沢野エリア。市中心部から車で約25分ほどのところです。
シックなグレーの外壁が目印の「高木家具製作所」は、ぬくもりを感じる手作り家具が魅力の工房。家具の設計から製造、修理などのアフターメンテナンスまで行っています。
「…え?家具屋さん?焼き菓子は?」と思いますよね。この工房は旦那さんのお店。奥さんが営む焼き菓子屋さんは、工房の2階にあるんです。
外階段を上っていくと、可愛らしい青色の扉があります。この向こうにあるのが、高木焼菓子製作所です。
丸みのあるやさしい家具が並ぶ店内
店内は木のぬくもりを感じるゆったりとした雰囲気です。1階の工房で作られた家具は、丸みがあってシンプルながらもやさしさを感じます。
毎日食べたい シンプルでやさしい甘さの焼菓子
棚には飾らないシンプルなお菓子が綺麗に陳列されています。
甘い香りに包まれながら、「どれにしようかな」と悩む時間さえも幸せです。
いつの間にか店の看板商品に かわいいひつじのクッキー
お店の看板商品は羊のシルエットが可愛いクッキー。思わず手に取ってしまう愛くるしさがありますよね。
羊が大好きとか、何か羊にまつわるエピソードがあるのかと思いきや、「特に意味はなくて、型が可愛いな~と思って」と、オーナーの高木さん。
「まさか看板商品になるとは思っていなかったんですが…高木と言えばひつじのクッキーだよね、と言ってもらえるようになりました」(高木さん)
お店のお菓子は「安心して食べられる」ことを大切に、極力シンプルな食材を使っているそう。
ひつじのクッキーは北海道産の小麦粉やきび砂糖など、高木さんが食べ比べて「これだ!」と思ったもので作っています。やさしい甘さで、思わずホッとするおししさです。
サクッ、ホロ。一粒ずつ大切に味わいたいスノーボール
真っ白で可憐な見た目がかわいいスノーボールも人気の品。噛んだ瞬間にホロホロと崩れる繊細な食感が魅力です。
贈り物にもおすすめ
日持ちする焼菓子はギフトにもおすすめ。シンプルだからこそ、季節やシーンを問わず贈ることができます。
ギフト用の包装紙は、家具やクッキーがデザインされたオリジナルのデザイン。どんなものが隠れているのか探すのも楽しそうですね。
ショーケースにはタルトやケーキも
壁一面に並ぶ焼菓子も圧巻ですが、ショーケースにはケーキやタルトも並びます。
季節のタルトはその時期に旬の果物を使っていて、新作が出るたびに通うお客さんもいるそう。
さっぱりジューシー!パイナップルのタルト
初夏のおすすめはパイナップルのタルト。汗ばむ陽気の日にもさっぱりと食べられます。
ツヤツヤとした見た目に誘われてひと口食べると…驚くほどジューシー! パイナップルたっぷりで、甘みと酸味のバランスがちょうどいい感じ。しっかり焼かれたタルトは香ばしく、軽やかなフルーツとのバランスも抜群です。
なめらか食感の濃厚チーズケーキ
こちらはベイクドチーズケーキ。見た目にはどっしりと重厚感がありますが、食感はとてもなめらか。フォークを入れた瞬間、スーッと吸い込まれるようにフォークが沈んでいきます。
オーブンの天板に水を入れて蒸し焼きにする「湯煎焼き」で焼き上げているそうで、チーズの風味はしっかり濃厚なのに、重たさを感じさせない口どけです。
土台のクランブルクッキーは香ばしく強めに焼かれていて、なめらかでなケーキとのコントラストも楽しめます。
「いつ来てもこの味がある」を目指して
店の一角にはキッズスペースがあるので、小さな子供連れでもゆっくりとお菓子を選ぶことができます。
「いつ来てもこの味がある。そんな店があってもいいのかな」と、高木さん。
安心できるいつもの味で、幅広い世代に愛されるお菓子の数々。今週末はやさしい焼き菓子でほっと一息つくのはいかがでしょうか。
【高木焼菓子製作所】
住所 富山県富山市中大久保42
営業時間 金・土曜 10:00~16:00