シーズン本番のイサキSLJゲームで本命11匹【山口・じらまる】巻きの釣りに好反応
イサキシーズン真っ只中の玄界灘へSLJゲームに出かけた筆者。スピンテールジグを使った巻きの釣りで本命イサキを連打することができた釣行をレポート。
イサキSLJ釣行
山口県~福岡周辺の玄界灘におけるイサキSLJのシーズンは5~7月。年によっても変わるが、一番数が出しやすいのは6月上旬~7月初旬頃だろうか。今回はそんなシーズン本番真っただ中の釣行だ。
下関涌田漁港「じらまる」に乗船。タックルはイサキ用と別枠で少し強めの物を追加で持って行った。
風に苦戦
6/21、若潮(満潮5:00頃)。当日は南西~西の風が7m程吹いていた。水深20m~かけあがっていくポイントから開始。ドテラ流しで船が流れていく方向に向けてキャストする。
海藻が茂っていて、かつシャローなのでなるべくなら20g程度の軽めのジグで丁寧なアプローチがしたいが風でラインがとられて中々難しい。ラインがたわんでフォール中の感度が0なのでTGベイト30gに変更しフォールのアタリに集中する。
足元付近で今日の1匹目を確保。群れの魚なので大抵1人掛かると他の誰かにもヒットすることが多い。
巻きの釣りでイサキ連打
ポイントを移動して10mのシャローエリア。ところどこ海藻が伸びているので、20~30gのスピンテールジグの巻きの釣りを展開。キャストして着水直後から巻き始める。たまにじゃれついてくるがフックアップしないので、巻きにトゥイッチを入れて食わせの間を作るとヒットした。
これがこの場所でのパターンらしく、その後も同じ方法でイサキが連続ヒットした。アタリが遠のいたタイミングではルアーを沈めるなどしてレンジを刻んでアタリを拾っていく。
このようにキャストでイサキを狙う場合、着底を取らない事が多いがボトム周辺を狙っている人にはハタ類や真鯛が掛かっていた。連発する時合も長くは続かず、その後は拾い釣り。スピンテールジグ一辺倒ではアタリの無い時間も多く、ジグとの使い分けが重要だ。
最終釣果は及第点?
イサキは全員安打で、終日イサキを狙い続けたか他の魚を狙うかでイサキのキープ数には若干の差が出た。自分は終日イサキ狙いを徹底し、キープ11匹+リリース2匹とイサキの数では竿頭だがキジハタや真鯛といったその他のゲストはキープ無し。
2桁には乗ったものの、周りにヒットが出る中食わせ切れない時間やバラシが多かった。フック周りの見直しやルアーローテーションの切り替えをもっと魚に合わせていければ数はまだ伸ばせたはず。イサキシーズンは後半戦、残りのシーズンも楽しみたい。
<檜垣修平/TSURINEWSライター>