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日本一の絶景温泉『みたまの湯』に行ってみたらバス廃止 → Googleマップを頼りに歩いたら嘘みたいな道のりに / 山梨県スーパー銭湯

ロケットニュース24

冬は温泉に行きたくなる。でも、旅行に行って温泉旅館に泊まるほどの余裕はないので、都内近郊の日帰り温泉で手を打つことにした。そこでツーリングと温泉巡りが趣味の友達に「良い温泉はないか」聞いてみたところ、山梨県にめっちゃ景色が綺麗な温泉があるという。

なんでも、サウナもしっかりしていて設備も整っているらしい。その温泉の名前は『みたまの湯』。冬のショートトリップにはもってこいである。地図を見ると最寄りの鉄道駅から近いというわけではないが、歩いていけない距離でもない。そこで行ってみることにした。

館内には飲食処もある

・新宿から甲斐上野

最寄り駅はJR東海身延線の甲斐上野駅。特急あずさを利用すれば新宿から甲府で乗り換えて2時間ちょいだ。朝早く出なくとも日帰り可能な都内からのアクセスの便利さもまた魅力と言えるだろう。

と言っても、山梨のローカル線。余裕をかまして甲府で乗る予定の電車をギリ逃してしまったところ、次の電車は30分後だった。本数が1時間に1~2本くらいしかないのでタイムスケジュールに気をつけた方が良いぞ。

甲府から海に向かって南下していく身延線。甲斐上野駅は山間に突入する直前の山際にあたるので、駅到着前の景色は窓に甲府盆地が開けていた。おまけに、輝くような線路脇のススキが幻想的な雰囲気を醸し出している。

・注意

うまく接続できれば新宿から1時間50分くらいでこの景色にたどり着けるのは良い。そんな単線の景色に心が洗われながら甲斐上野駅に到着。色々あったけどもう着いたようなもんですな。

だがしかし、色々あるのはここからだった

駅からバスが出ていると聞いていたのだが、駅に着いて詳細なアクセスを調べてみたところ、今年2025年3月31日にバスが廃止されていたのだ。町による公用車見直しと利用者の減少が理由らしい。

確かに、ここまでの雰囲気を見ていると、観光客は限られてそうだし、巡回バス廃止もやむなしな田舎っぷりである。良い田舎なんだけどな。

・徒歩で行く

前述の通り、地図で見て歩いていけないような場所じゃなかったので、Googleマップを頼りに行くことにした。改めて調べても徒歩40分くらい。40分歩いて立ち食いそば屋に行くこともある私としては、特に苦にならない距離だ。と思いきや、その40分の道のりはほぼ登り坂

そうか、見晴らしが良いってことは上にあるってことだ。すなわちこれは山登り。その証拠に、Googleマップの指示に従って進んでいくと、民家は消え道も農道っぽくなっていく

・Googleマップくん…

気づけば周りの景色は完全に山に。綺麗ではあるんだけど、同時にちょっと不安にもなる。温泉がありそうな気配が一切ないのだ

道も気づいたら雑草がアスファルトを突き破る野生のパワーを感じるものに。もうすぐのはずだけど、相変わらず温泉の気配はない。っていうか、本当にこの先に温泉はあるんだろうか。Googleマップくん嘘ついてない

このまま山奥に導かれそうな気すらしたところで、みたま温泉が見えた。

デッケェェェエエエ! 突如現れた壮大な温泉施設。しかも、駐車場は車でいっぱいの盛況さだ。歩いてきた道のりのせいか、キツネに化かされて異世界に迷い込んだみたいな感覚になった

・絶景日本一

入口に掲げられた文言によると、温泉総選挙「絶景部門」で4年連続日本一を獲っているのだとか。また、アニメ『ゆるキャン』や『へやキャン』にも登場していて聖地としても知られている場所のようだ。

ちなみに、入館料は850円でレンタルタオルセットは200円。館内に飾られていたアニメの露天風呂シーンは確かに見覚えがある。おそらく作中何度か出てきたんじゃないだろうか。それにしても駅からの道のりが予想外だった。

・最後に優勝

まあ、そんな場所だけに露天風呂の景色は言うまでもなく凄かったわけだが。甲府盆地から奥の八ヶ岳まで一望できる大パノラマはまさしく絵に描いたよう。サウナ室も広く窓がついており、96度で体感的にもしっかり熱い。

水風呂は20度で心地よく浸れる。露天風呂のチェアーで外気浴すると、空と大地の壮大な景色から吹く風に溶けるようだ。露天風呂の前には庭があって、それが眼下からの目隠しになっているのか、遮蔽物がなく景色がズバーンと開けているところには工夫を感じた。

また、お湯は加水なしの天然温泉。泉質はアルカリ性単純温泉でとろとろした良いお湯だ。さすが、南アルプス、秩父山地、富士山と四方八方を壁みたいな山に囲まれているだけある。サウナ終わりの湯舟が優勝すぎた

結局、都内からは電車と徒歩で3時間くらいかかってしまったわけだけど、その冒険のゴールとしても満足な質の高さだった。そんなわけで、冒険の道のりからゴールまで日帰りでも旅の色んな側面を楽しめた『みたまの湯』。また来たいこと山の如し。

・今回紹介した店舗の情報

店名 みはらしの丘 みたまの湯・のっぷい館
住所 山梨県西八代郡市川三郷町大塚2608番地
営業時間 10:00~23:00(入館は閉館30分前まで)
定休日 無休

参考リンク:みはらしの丘 みたまの湯
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

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