【平塚市】ひとり親手当申請を電子化 9月補正に4億8830万円
平塚市は、児童扶養手当等事業として、ひとり親家庭対象の手当の「電子申請化」に向けたシステム改修費165万円を盛り込んだ補正予算4億8830万円を、8月26日から開会した9月市議会定例会に提出した。
同事業は、ウェブ上で子育て関連の必要な手続きが分かるサービス「手続きナビ」で、ひとり親家庭に向けた手当や助成が可能か判定できるようシステムを改修。スマートフォンやPCからアクセスし、システム上で「ひとり親になった理由」「世帯状況」「収入状況」など10程度の質問項目に回答することで、「児童扶養手当」「医療費助成」の対象か判定。対象と判定されれば、電子申請システム(e-kanagawa)に進み、手当や助成のオンライン申請が可能となる。
市では現在、窓口での手続きを前提とし、制度の複雑さから電話や窓口で30分ほどかけて説明や聞き取りを実施している。システム導入により自宅などで隙間時間に手続きでき、来庁不要で手続きが完了する。
市こども家庭課によると、新規申請が全てオンラインで完了するのは県内初。「就労中のひとり親が手続きのために来庁する負担を減らし、利便性を向上につなげていきたい」という。
システムは2026年2月頃を目途にスタート予定。従来通りの窓口や電話での対応も継続する。現在市内のひとり親世帯は約1800世帯。手当の新規申請は年間230件前後で推移している。(問)同課【電話】0463・21・9844
このほか補正予算案の主な事業として、公立保育園の保育園業務支援システム(コドモン)アプリ機能の拡張に55万円、シャトルバスの路線再編に819万2千円が盛り込まれている。
市の補正予算は、6月補正までの既定予算額の2390億6133万1千円と合わせ、2395億4963万2千円となった。