野菜ソムリエが教える切った固いアボカドをやわらかくする方法。即効復活&救済レシピ
切ってしまった固いアボカドは「レンジ加熱」がおすすめ!
切ったあとにまだ固かったアボカドは、電子レンジで加熱して食べるのがおすすめです。一度カットすると果肉が空気に触れて変色しやすくなるため、長時間おいておくのは避けたいところ。レンジ加熱なら、短時間でやわらかくできますよ。
固いアボカドはレンジ加熱でやわらかくなる
固いアボカドを電子レンジで加熱すると、食感がやわらかくなります。ただし、これは「追熟して完熟した状態」とは別もの。加熱することで食感はやわらかくなりますが、熟したアボカド特有のなめらかさや濃厚な味わいまで再現できるわけではでないので注意しましょう。
レンジ加熱の手順
アボカドを皮ごと半分に切り、種を取り除く
アボカドの断面を下にして耐熱容器にのせ、ラップをする
電子レンジ600Wで30秒〜1分加熱する
取り出してやわらかさを確認し、まだ固ければ10~30秒ずつ追加加熱する
そもそも固いアボカドは食べられる?
アボカドは、固くても食べられます。ただし、未熟なアボカドは果肉が硬く、なめらかさやコクがないのがデメリット。青っぽさや苦みを感じることもあるため、そのままスライスして食べるより、加熱調理するほうが食べやすくなります。
固いままでもおいしく!切ったアボカドのおすすめ調理法
電子レンジでやわらかくするほかにも、固いアボカドをおいしく食べる方法はあります。ここでは、焼く・炒める、揚げる、煮る、スムージーにする4つの調理法をご紹介。固さを活かしながら、おいしく食べ切りましょう。
焼く・炒める
固いアボカドは、焼いたり炒めたりすることで果肉がやわらかくなり、ホクホクとした食感になります。加熱によって青っぽさも和らぐため、未熟なアボカドの救済方法としてもおすすめです。
チーズやマヨネーズをのせて焼いたり、ベーコンや豚肉で巻いて焼いたり、ソーセージや鶏肉と一緒に炒めたりすると、コクのあるひと品に仕上がります。
味の濃い調味料との相性も抜群。みそやしょうゆ、チーズ、マヨネーズなどを合わせると、固いアボカドも食べやすくなります。
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揚げる
アボカドは揚げ物にもよく合います。衣はカリッと、中はホクホクとした食感になり、固めのアボカドでもおいしく食べられますよ。
天ぷらやかき揚げ、揚げ餃子などにするのがおすすめ。アボカドだけで揚げてもよいですが、コーンや玉ねぎ、チーズなど、ほかの食材と組み合わせると味や食感に変化が出ます。
揚げるときは、アボカドが崩れないよう、やや厚めに切るのがコツ。衣をつけたら高温の油に長時間入れず、表面がカリッとする程度に手早く揚げましょう。
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煮る
意外に思われるかもしれませんが、アボカドは煮込み料理にも使えます。火を通すことでやわらかくなり、スープやソースにコクを加えてくれますよ。
固いアボカドを使う場合は、ラタトゥユやシチュー、スープ、カレーなど、ほかの具材と一緒に煮込む料理がGOOD。大きめにカットして加えるとホクホクとした食感を楽しめます。
ただし、長時間グツグツ煮込むと形が崩れやすいため、料理の仕上げに加えるのがポイント。短時間で火を通し、やわらかくなったところで火を止めるようにしましょう。
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スムージーにする
固いアボカドは、スムージーにしてしまうのもひとつの方法です。バナナや牛乳、ヨーグルトなどと一緒にミキサーにかければ、なめらかに仕上がります。
アボカドには自然なコクがあるため、スムージーに加えるととろみが出るのも魅力。バナナやりんご、キウイなどのフルーツと合わせると、アボカドの青っぽさもカバーできますよ。
ただし、極端に固いカチカチのアボカドはミキサーに負担がかかることがあります。その場合は、電子レンジで少し加熱してから使いましょう。
切ってしまった固いアボカドの保存方法と変色防止のコツ
切ったアボカドは、果肉が空気に触れることで変色しやすくなります。固いからといって常温で長時間おいておくと、追熟する前に傷んでしまうおそれもあるため注意が必要です。すぐに食べない場合は、酸化を抑える工夫をして冷蔵保存しましょう。
切ってしまった固いアボカドの保存方法
切ったアボカドは、切り口にレモン果汁や穀物酢、オリーブオイルなどを薄く塗り、空気に触れないようにラップを密着させてポリ袋に入れ冷蔵保存します。
レモン果汁や穀物酢を塗ることで酸化による変色を抑えられますよ。味をあまり変えたくない場合は、オリーブオイルを薄く塗って表面をコーティングするのもおすすめです。
保存期間の目安
切ったアボカドの冷蔵保存期間は、1~2日を目安に、できるだけ早めに食べ切るようにします。保存状態やアボカドの熟度によって日持ちは変わるため、期間だけで判断せず、においや見た目、状態も確認しましょう。
アボカドを切る前に見分ける!熟し具合のチェックポイント
切る前に食べごろのアボカドを見分けられれば、「切ったら固かった」という失敗を防ぎやすくなります。購入時や調理前は、皮の色だけで判断せず、ヘタや触ったときの感触なども合わせてチェックするのがおすすめです。
※ただし、商品を強く押すのは傷めるおそれがあるため絶対にNG。店頭では色やヘタを確認し、押すのは購入してきたアボカドでおこないましょう。
皮の色
鮮やかな緑色のアボカドは、未成熟です。熟度が進むにつれて、鮮やかな緑色からじわじわと黒っぽく変色していきます。完熟のアボカドは、全体的に真っ黒です。
ヘタの状態
ヘタがしっかりついていて皮との間に隙間がないものは、まだ未熟です。追熟していくうちに水分が少なくなり、飛び出ていたヘタ部分が凹みシワがよってきますよ。
完熟のアボカドは、ヘタまわりがやわらかく、ヘタと実の間に少し隙間ができます。ヘタが浮いたようになり、触るとポロッと簡単に取れる状態が食べごろです。
触ったときの弾力
アボカドは、手のひらでやさしく包むように持って確認します。指先で強く押すと傷みの原因になるため、手のひらでそっと触れて、ほどよい弾力があるかをチェックしましょう。
アボカドを触って、石のようにカチカチなら未熟です。弾力があり、ほどよいやわらかさがあるものが食べごろ。反対に、指が沈み込むほどやわらかい場合は熟しすぎているおそれがあります。
固いアボカドを切ってしまった場合も使い道はある!
切ってしまったアボカドが固くても、捨てる必要はありません。電子レンジで加熱すれば、果肉をやわらかくできますよ。固いアボカドは、焼く・炒める・揚げる・煮るなどの加熱料理にもぴったり。
また、切ったアボカドは変色しやすいため、すぐに食べない場合はレモン汁やオリーブオイルなどを使って切り口を保護し、ラップで密閉して冷蔵保存しましょう。
アボカドをカットするときは、皮の色だけでなく、ヘタや触ったときの弾力などもチェックして、ちょうどいい食べごろを見極めてみてくださいね。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
ライター:稲吉永恵(野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ)