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バス釣り好きが実際にやった夏休み自由研究テーマ:自作トップルアーでバスは釣れるのか?

TSURINEWS

バス釣りにちなんだ自由研究は自作ルアー(提供:PhotoAC)

夏休みと聞くと、小学生の時に行った自由研究を思い出します。当時小学生だった私が夏休みの自由研究で試したのは「自作トップルアーでバスは釣れるのか?」でした。実際にトップルアーを作って、実釣まで行ったので、その結果を今回は皆さまにお伝えします。もし、ルアー作りをしようと思っている方や、夏休みの自由研究で迷っている方がいましたら、参考にしてみてください。

なぜルアー作成を自由研究のテーマに選んだのか

私自身、バス釣りが子供の頃から好きで、休日には父親と野池や河川、琵琶湖に足を運んでいました。特にトップルアーが好きで、動きを見ながら釣ることが楽しく感じたのです。

また、実際にトップルアーで初めて釣れたバスの衝撃に、トップの虜になってしまいました。ですので、夏休みの自由研究を利用して、トップルアーを自作したのです。

バス釣りに夢中で自分でルアーを作りたくなった(提供:PhotoAC)

バス用トップルアーの自作方法

私がバス用のトップルアーを自作した方法を以下で解説します。

1. バルサ素材の木にマーカーを付ける

バス用のトップルアーを作る際に、私が選んだのはバルサ素材です。木材なのですが、非常に軽く、柔らかくて加工しやすいのが特徴です。

私はポッパーが好きだったので、その形をイメージして、マーカーで切る形を記しました。

2. ヤスリやカッターで形を調節

マーカーに沿ってカッターで形を切ったら、ヤスリなども使って丸いボディに仕上げていきます。できるだけ、均等になるように調節しました。

このままだと、ウェイトが軽すぎるため、真ん中で半分に割り、ガン球を投入して接着剤でとめました。これで、合計6gほどのトップルアーの叩き台が完成します。

ルアーのベース作り(イメージ図)(提供:TSURINEWSライター・奈良鱒兵衛)

3. カラーリングをする

カラーリングなのですが、私は視認性の良いカラーが好きです。お腹は白色にして、背中を蛍光グリーンのような色でペインティングしました。

背中に蛍光カラーを入れることで、水中からは見えなくなっていて、一方でアングラー側からは見やすくなっています。実際にポコポコと動かしても、動きや波に負けることがなく、視認性も確保できました。

4. フックを装着

自作ルアー用のアイテムとして、ネジのようなものをねじ込み、フックが付けられるアイテムを購入しました。

それを決めた位置にねじ込み、トリプルフックを装着すると、自作トップルアーの完成です!

自作トップルアーでバスは釣れるのか?【場所別】

自作のトップルアーを作成した後は、野池、五山川・大江川、琵琶湖でバスは釣れるのかを調査しました。その結果を記したので、確認してみてください。

ルアーを作ったらさっそく実釣(提供:PhotoAC)

1. 野池

野池では、岸沿いのオーバーハング辺りを狙いました。ロストを恐れてタイトには攻められませんが、バスが居そうな周囲を狙った記憶があります。

結果は1ミスバイトでした。ポコポコと動かしていた時のバイトだったので、上手く食い切れなかったようです。

2. 五山川・大江川

日本でもバス釣りの難易度が高いフィールドとして有名な五山川・大江川。結果から言うと、ノーバイトでした。

しかし、昼間に岸際をトップルアーで通していると、30cmのバスが見に来ました。朝や夕方ならチャンスがあったかも知れません。

3. 琵琶湖

琵琶湖では、2匹のバスをキャッチしました。浜辺で使っていたのですが、25cm前後のバスが何回もアタックしてきたのです。

その他にも2回ほどミスバイトがありました、もしかしたら、魚のサイズが小さくてバイトしきれなかった可能性もあります。

自作トップルアーでもバスは釣れる!

バルサ素材で作った自作トップルアーでもバスは釣れました。コストや労力を考えると、買った方が安いし楽です。

しかし、自分で作ったルアーで釣ったからこそ、とてつもない感動がありました。今でもあの時の感動は鮮明に覚えています。釣りが好きで自由研究のテーマがまだ決まっていないのであれば、ルアーを自作してみてはいかがでしょうか。

自作のルアーを作って自由研究をしよう(提供:TSURINEWSライター・奈良鱒兵衛)

<あつ/TSURINEWSライター>

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