冬の国内旅行先検索、第1位は札幌、第2位は博多・福岡
「住みたい都市」として人気を集める福岡市は、「行きたい都市」としても人気でした。冬の国内旅行先としての検索において、『博多・福岡』(福岡)は、首位の『札幌』(北海道)に続く第2位となっています。
国内外1,500の予約サイトを比較するサイトが検索の多い旅行先を集計
出所:トラベルコ『人気国内旅行先ランキング』(2024年冬編)
国内外1,500余りの予約サイトが取り扱う旅行商品の比較サイト『トラベルコ』(運営:株式会社オープンドア)は2024年11月20日、『人気国内旅行先ランキング』(2024年冬編)を発表した。
シーズン毎に検索の多かった旅行先を集計する人気国内旅行先ランキング(2024年冬編)において、第1位は『札幌』(北海道)であり、続く第2位は『博多・福岡』(福岡)だった。
同ランキングでは、博多・福岡について、次のようにコメントしている。
「博多ラーメンやもつ鍋、水炊きなど、寒い冬にぴったりなご当地グルメがめじろ押しの福岡。
夜になると天神や中洲エリアの街中に屋台が並び始めます」
「その数なんと約100店舗! 昔ながらの屋台やB級グルメを取り扱う屋台など、バラエティ豊かなお店がそろっているので、いくつか屋台をはしごしてみましょう!」
「冬場の屋台はビニールシートで覆われますが、防寒対策は念入りに」
旅行比較サイト『トラベルコ』を運営する株式会社オープンドア(東京都港区、関根大介社長)は、東京証券取引所プライム市場に自社株式を上場する株式公開企業だ(証券コード:3926)。
同社では、旅行比較サイト『Travelko』をはじめ伝統工芸品紹介サイト『GALLERY JAPAN』『KOGEI JAPAN』などのWebサイトを運営している。
博多・福岡の『屋台』をニューヨーク・タイムズ紙も高評価!?
画像提供:福岡市
旅行比較サイト『トラベルコ』の人気国内旅行先ランキング(2024年冬編)でも注目されている『博多・福岡』の屋台は、ニューヨーク・タイムズ紙でも取り上げられて話題を集めたことがある。
ニューヨーク・タイムズ紙では毎年、世界各地の旅行先から行くべき52カ所を発表している。
2023年1月に公開した特集『2023年に行くべき52カ所』の一つとして、福岡市を選んだ。
同特集では、福岡市について「屋台(yatai)が並ぶ日本で数少ない場所」として、日本語読みに準じて屋台を「yatai」と表記した上で紹介した。
そして、福岡市を「全国的に消滅していった屋台を存続させるために取り組んでいる日本で唯一の都市である」と評価していた。
博多・福岡における屋台の軒数は2024年12月現在、98軒となっている。
福岡市では、屋台経営者の公募を行う。
第5回屋台営業候補者公募で選ばれた新規の屋台6軒が2025年4月から5月にかけて営業を開始する予定であり、今後104軒に増える見通しだ。
参照サイト
人気旅行先ランキング(2024年冬編)
https://www.tour.ne.jp/j_special/ranking/
福岡市屋台営業候補者の公募について
https://www.city.fukuoka.lg.jp/keizai/kankou/shisei/r02_yataikoubo.html
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