「熱中症に気を付けて」 緑消防署がキャンペーン〈横浜市緑区〉
緑消防署は24日、長津田駅で熱中症予防を呼びかけるキャンペーンを実施した。株式会社伊藤園と東急電鉄株式会社が協力。緑消防署員のほか、協力した両社の社員や消防団員も参加した。
当日は熱中症予防の呼びかけとともに、株式会社伊藤園から提供された「健康ミネラル麦茶」500本と熱中症予防の啓発チラシが駅利用者らに手渡された。キャンペーン当日の外気温が30度近かったこともあり、多くの人が麦茶とチラシを受け取る姿が見られた。また、同署が作成した熱中症予防を呼びかける缶バッチも配布された。
横浜市は2012年、株式会社伊藤園と『地域活性化に関する包括連携協定』を締結。幅広い分野で地域社会への貢献に協力して取り組んできた。今回で4回目となる同キャンペーン。同社の川上晃司さんは「これから暑くなるので、水分補給をしていただけたら嬉しい」と話す。
同署は今夏、経済社会活動に伴う外出が増える一方で、マスク着用など、感染症対策を引き続き行うため、熱中症のリスクが増加することを想定。同署署員は「感染症対策を行いつつ、マスクを外すことができる環境ではマスクを外すなど、熱中症にも注意してほしい」と話した。