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「平谷湖フィッシングスポット」でのルアー釣行でトラウト180匹キャッチ【長野】

TSURINEWS

平谷湖フィッシングスポットで仕留めた大型ニジマス(提供:TSURINEWSライター・杉本敏隆)

ここ最近長野県の平谷湖フィッシングスポットに通ってみて感じていることがある。「大物はある程度狙って釣れる」ようなのだ。今回は大物狙いメインでがんばってみた。この記事では、大物を狙って釣るために意識すべきポイントについても解説していく。

平谷湖フィッシングスポットへ釣行

釣行日は6月22日。天気は晴れ。現地にはオープン15分前に到着した。梅雨の晴れ間とあってなかなかの人出。第2駐車場に車を停めると準備をして釣り場へ向かう。1日券を購入するとエキスパートエリアに釣り座を構えて開始時刻を待つ。

エキスパートエリア(提供:TSURINEWSライター・杉本敏隆)

当日のタックル

私のタックルは、ロッドがテンリュウ・レイズオルタRZA61L-T、リールはシマノ・カーディフXR C2000Sにラインはデュエル・アーマード F+プロの0.1号にリーダーがフロロ0.8号を1m。

もう1本はレイズオルタRZA602S-MLMT、リールはシマノ・ヴァンフォード C2000SHG、ラインはゴーセン・アンサーアジングPEX4の0.2号にリーダーがフロロ0.8号を1m。

ミュー2.8gオレ金で釣行開始

7時釣り開始。まずはミュー2.8gオレ金で広く探っていく。活性の高い大物を探すイメージだ。何度かいいサイズのチェイスがあったが、ぎりぎりのところで見切られる。反応は十分にあるので粘っているとヒット!

狙っていた大型だ。しかし、激しくドラグが鳴り始めたところでフックアウト。いきなりばらしてしまった。ショック。

ぺピーノMRに大型が反応

その後チェイスの勢いがなくなってきたのでルアーチェンジ。派手なルアーをゆっくりと動かせば釣れそうな気がしてペピーノMRを投げてみる。

するとこれがビンゴ! 次々に大型がヒットしてくる。

ぺピーノMRが活躍(提供:TSURINEWSライター・杉本敏隆)

ところがフックが伸びたり、フックを持っていかれたり、ランディング寸前でフックが外れたりとバラシが多く、キャッチできたのは2匹のみ。

ぺピーノMRで2匹目の大型を手中(提供:TSURINEWSライター・杉本敏隆)

スティックに良型ヤマメがヒット

アタリが減ってきたタイミングでスティックを投入。すれた大物に効果のあるルアーだ。ときどきチェイスが見られるのでがんばっていると、でっかい奴がゆっくりと近づいてきてルアーをくわえた!

スティックにアタリがあったときはスイープ気味のフッキングがいいのはわかっているが、ついやや強めのフッキングをしてしまった。さらにその魚が意外とクイックに反転したものだから一瞬にしてラインに強烈な衝撃が伝わり合わせ切れ。ショック。今日一番の大物は逃げていった。

さらにスティックで釣り続けていると、なんとビックリ! 良型のヤマメがヒットしてきた。スティックでヤマメを釣るのは初めて。ちょっと厳つい顔をしたかっこいいヤマメだ。

スティックで良型ヤマメが釣れた(提供:TSURINEWSライター・杉本敏隆)

パペットサーフェスに大物がヒット

この日は水がクリアなので魚たちの姿は丸見え。大型魚が水面直下に増えてきたところで、ペピーノSRを投げてみる。見えている魚を片っ端から狙っていくとヒット! 見えている魚は釣れないと言うが、そんなことは全然ない。やる気のある魚は釣れるのだ。

魚がすれて厳しくなってきたタイミングで再度スティックを投入。すると遠くの水面直下で大型がヒット! めちゃくちゃ元気な魚で大暴れする。冷や冷やするが、これは楽しい。無理せず時間をかけて無事キャッチ。

元気に暴れ回ったが無事にキャッチ(提供:TSURINEWSライター・杉本敏隆)

スティックにもアタリがなくなり、「さすがにもうダメかな」とパペットサーフェスを試してみる。すると何匹か小型を釣った後に突然大型がヒット! しかしこいつはばれてしまった。

エリアを変えながら釣りを楽しむ

午後はエキスパートエリアをぐるっと回りながらまだ相手にしてない魚を狙っていく。

すると池の中心部までロングキャストしたパペットサーフェスに大型がヒット! パペットサーフェスにはフッキング重視の細軸フックがついている。強引なやり取りは禁物だ。

フックを庇って慎重にやり取りをする。すると魚はこっちが弱気なのをいいことにあっちへこっちへ猛ダッシュ。それを耐えに耐えてなんとかキャッチ。

パペットサーフェスで釣った大型ニジマス(提供:TSURINEWSライター・杉本敏隆)

エキスパートエリアを一通り叩いた後はトーナメントエリアで数釣りを楽しむ。小型のニジマスたちパペットサーフェスに次々にヒットしてくる。

トーナメントエリア(提供:TSURINEWSライター・杉本敏隆)

ペレットルアーで爆釣

空が少し曇ってきて、時間的にも魚たちがペレットを意識するような時間になってくると、オリジナルのペレットルアーがその威力を発揮。ルアーの着水音で魚たちにスイッチを入れる。ペレットが撒かれていない時間でも上手くやる気にさせてやればバンバン釣れることもある。

そして4時頃にペレットが撒かれると魚たちは狂喜乱舞。我先にと猛ダッシュでルアーに飛びついてくる。釣果はあっと言う間に三桁に達する。

そんな中ペレットルアーでも1度大物がヒット。こいつが全然弱ってくれない。あまりにも寄ってこないのでドラグを締めて止めようとしたらラインブレイク。

「たまにはライン強度の限界を知るためにこういう経験もいいか」と前向きに考え、リーダーを結び直して釣りを続けた。

終了時間までがんばって最終釣果は180匹。今回は大物がたくさんヒットしてくれて楽しい釣行になった。

大物を狙うコツ

平谷湖フィッシングスポットで大物を狙うコツはいくつかある。

第1にエキスパートエリアで釣ること。他のエリアにも大物は入っているが、エキスパートエリアが一番大物が多い。

第2に放流情報を確認し、大物が放流されたらすれてしまう前に狙うこと。

第3はルアー。大物のタナを見極め、大物がヒットしやすいルアーを使うこと。

私の経験ではスティックは大物に有効だ。私は使わないがセニョールトルネードで大物をヒットさせている人をよく見かける。最近のお気に入りはペピーノだが、過去には鱒の小魚に次々に大物が食ってきたこともある。

反応がなければどんどん違うルアーを投げていこう。意外なヒットルアーが見つかるかもしれない。

<杉本敏隆/TSURINEWSライター>

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