神戸の都市型ワイナリーでとびきりの1杯を。フェリシモが運営する『f winery』の醸造所に潜入! 神戸市
「神戸ウォーターフロント」と呼ばれ、近年盛り上がりを見せる湾岸エリア。ファッションアイテムや雑貨などの通販でお馴染みの「フェリシモ」が運営する『f winery(エフワイナリー)』(神戸市)に行ってきました。
同施設はこの地でワインの醸造を行う“都市型ワイナリー”。通常土・日・祝日に開放され、店内ではこの醸造所で作られたワインを味わうことができるのだとか。
同施設では地元・神戸産のぶどうのほか、産地にとらわれない"選りすぐりの素材"を用いたワインの醸造、販売を行っています。
この日は特別に醸造ブースに初潜入!取材に伺った日は新しいワインのビン詰め作業真っ只中ということで、2名の醸造家が作業を行っていました。
作業が行われているのは神戸産の「メルロー」というブドウ品種を使用した「ロゼワイン」で、今年8月に収穫したものを使用したできたての一品。ピンク色の美しい液体に、思わず喉がごくりと鳴ります!
なんとここでは醸造だけでなくビン詰め作業からラベルシールの貼り付けまですべてが手作業で行われています。
フェリシモでは神戸ウォーターフロントを盛り上げる新たな事業として、2021年から活動を開始。「以前より通販でワインの販売を行っていたことから、神戸で作る新しいワインを提案しようと開始しました」と語るのは、マネージャーでソムリエの中村さん。
この事業を立ち上げることをきっかけに、海外から専用のタンクを取り寄せや、各地のぶどう畑との契約、さらに中村さん自身もソムリエの資格を取得するなど、すべてがイチからのスタートだったと語ります。
ここで生産されるのは年間およそ15種類、計2万本。品種や収穫量などによっても変わりますが、1つの銘柄につき200本からと、手作業だからこそ限られた本数が販売され、プレミアム感も満載。それでいてお値段は1本3千円台からと手頃なので、普段味わうのにはもちろん手土産にも利用しやすいのが嬉しいポイント。
f wineryのワインは「ワインの印象が変わった!」と言われるほどフルーティーで飲みやすいのが特徴で、初心者さんにもおすすめなのだとか。
店頭で提供される「飲み比べセット」では、最低6種類の中からその時々におすすめの3種類を味わえるお得なセットもあり、好みのワインを見つけられそう。
もちろんバー感覚での利用もOK!ノンアルコールドリンクやカフェドリンク、軽食やスイーツなどもあるので、カフェのようにふらっと訪れられるのも魅力的。
目の前には「神戸港」、すぐ近くには「醸造所」と特別感満載の空間の中味わえば、ワインが作られたストーリーや神戸の風土も感じられてさらにおいしくいただけそう♪
外のテラス席も利用できるので、天気のいい日には神戸の風と共に"神戸が育んだワイン"を堪能したいですね!
場所
f winery(エフ ワイナリー)
(神戸市中央区新港町7-1)
営業時間
土日祝のみ
12:00〜19:00