【関西初出店】とろける食感!ワンタンメンの人気店が京都にオープン
2024年6月19日(水)、「京都駅ビル」10Fにある「京都拉麺小路」(京都府京都市下京区東塩小路町)に山形県酒田市に本店を構える「ワンタンメンの満月」がオープン。2023年の「日本ご当地ラーメン総選挙」で優勝した酒田ラーメンが京都に進出します。
まるで雲!“極薄ワンタン”が魅力のワンタンメン
定番メニュー「ワンタンメン」は、まるで“雲を呑む”かのようなとろける食感の“極薄ワンタン”が魅力です。ワンタンの原料には3種類の小麦粉、塩、水、そして生地に柔らかさや弾力を持たせるカンスイのみを使用。その日の湿度や気温に合わせてブレンドを調整し、圧延機にかけた後は人の手で微妙な力加減を加えて生地を巻き重ねていきます。
裏側が透けて見えるほどの薄さになったら一旦冷凍庫で熟成。最後にスパイスで味付けした豚肉などの具を、生地が破れないよう手作業ですばやく包み込んで完成です。
また、麺もワンタンと同じく自家製です。4種類の小麦粉それぞれから作った生地を貼り合わせたプリプリの中細麺は独特の歯ごたえがあります。スープは数種の煮干しの旨味が溶け込んだあっさり味で、魚介のだしが楽しめます。
スタミナワンタンメンにも注目
「スタミナワンタンメン」は、定番の「ワンタンメン」にお店独自のゴマラー油をプラス。ピリッとした辛みとまろやかな香りがクセになる一杯です。
全国区の人気を誇る「ワンタンメンの満月」
昭和35年の創業以来ずっと代表メニューである「ワンタンメン」には、改良に改良を重ねて生まれた“極薄ワンタン”を使用。そのとろけるような食感が話題となり、今や全国のラーメンファンや観光客が訪れる人気店となっています。
現在の店主は2代目。「酒田ラーメンを全国区に広めたい」という思いをもとに、本店のある山形県以外にも2号店「満月 仙台禅定寺店」をオープンさせ、さらに今回は京都にも進出します。
酒田ラーメンについて
山形県酒田市のご当地ラーメン「酒田ラーメン」は、大正15年に中国人が支那そばを屋台で売ったことがはじまりだと言われています。その味や技術を受け継いだ弟子たちが新たなお店を開き、広く親しまれるようになっていきました。「酒田ラーメン」の基本はあっさり醤油味。酒田ならではとして、トビウオの焼き干しをはじめとする煮干しや昆布などの魚介系のだしを効かせたスープが特徴です。
こだわりぬかれた食感のワンタンは一度食べたらやみつきに! 自家製麺やご当地ならではの素材が生み出す贅沢スープと一緒に、ぜひ堪能してみてくださいね。
※【画像・参考】「JR西日本」