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【ご飯好き必見】「これ、旨ッ!!」と思わず言っちゃう「ご飯のお供」3選・静岡県編

アットエス

炊きたてご飯にかけるだけ! お土産にもぴったり

自然豊かな静岡県は海の幸・山の幸・川の幸に恵まれた食材の宝庫です。炊きたてのご飯にのせるとおいしいメイド・イン・静岡の「ご飯のお供」マニアで専門家の長船クニヒコさんに教えてもらいました。聞き手はSBSラジオ「鉄崎幹人のWASABI」パーソナリティーの鉄崎幹人、太田明里。

鉄崎:月に1度のお楽しみ、全国各地の「ごはんのお供」紹介のコーナーです! 今回は地元・静岡編です。長船さんは静岡のこともよくご存知なんですね。

長船:はい、静岡県内にもおいしい「ごはんのお供」がたくさんありますね。

鉄崎:今日はスタジオに3つ用意していただきました。

甘くてまろやか。 すし割烹はや川「ハヤカワの塩辛」

長船:まず最初は富士市にある「すし割烹はや川」で提供している高級珍味・イカの塩辛を瓶詰めして商品化した「ハヤカワの塩辛」です。ワタを使った塩辛は独特の香りや生臭さがあるものですが、まろやかで臭みがなくて食べやすいですよ。

鉄崎:いただきまーす。んー! 味がめちゃくちゃ濃厚ですね。ワタがしっかり使ってあって、濃厚なのに甘くてまろやかですね。

太田:そう、甘いんですよね。

鉄崎:あかりんは北海道出身だから塩辛にはうるさいと思うんですけど、いかがですか?

太田:めっちゃおいしい! ちょっとウニっぽいというか、それぐらい濃厚です。

鉄崎:確かに、塩辛にウニを混ぜた感じだね。酒のアテには最高じゃないですか。

長船:イカ軟骨のコリコリした食感に当たることもあるので、それも楽しいですね。

鉄崎:このコリコリしてるのは軟骨ですか。塩辛はごはんにのせてもおいしいし、北海道の人はじゃがバターにのせて食べるよね。

太田:それもおいしそうですね!

昆布だしとごま油が合う! シーラック「ごはんにかけるパリのり子」

長船:続いては、シーラックの新商品「ごはんにかけるパリのり子」です。

鉄崎:シーラックは静岡の人なら皆さんご存知、焼津の会社です。

長船:瓶に入った韓国のり風の生タイプふりかけです。焼きバラのりにごま油とオリジナル昆布だし、さらにシーラックの人気商品「バリ勝男クン。」のチップを混ぜた濃厚な韓国風のりです。そのまま食べてもご飯にかけてもおいしいんですが、今回は生卵をのせてお召し上がりください。

鉄崎:韓国風味ののりで、ごま油も効いていて、やっぱりごはんや卵と合いますね〜。

長船:しっとりしていて、昆布だしが特徴です。

鉄崎:なるほどね。だしとごま油の風味はけんかしないですね。

長船:うまく合わさっています。「バリ勝男クン。」のパリッとした食感もいいですね。

鉄崎:こののりはいろいろなアレンジができそうですよね。

長船:これからの季節は、冷奴にのせたり、サラダにパパッとかけていただいてもおいしいでしょうね。

鉄崎:うどんやそばにも合うような気がします。

辛さと旨味がくせになる。 田丸屋本店「わさびめし」

太田:さあ、三つ目のごはんのお供は?

長船:地元ではわさび漬けでおなじみ、田丸屋本店の「わさびめし」です。静岡にはワサビをごはんにのせて食べる郷土料理があると思いますが、それを食べやすくしたものです。国産本ワサビにカツオや昆布の風味を利かせてちょっぴり醤油味に仕上げました。今回はシーラックのかつお節をのせて召し上がってください。

鉄崎:静岡のお弁当にはわさび漬けが付いてくるから、好きな人が多いと思います。早速、かつお節のいい香りがするごはんに「わさびめし」をのせてみましょう。これ、たっぷりのっけて大丈夫かな?

長船:丸ごとのっけても大丈夫です!

鉄崎:ごはんにかつお節と「わさびめし」をのせて、いただきます。

太田:おいしい! ワサビがシャキシャキしてる。

鉄崎:おいしい!…そして辛い(笑)。辛さもありつつ、しっかり旨味もある「辛旨」で食べやすいですね。おいしいワサビは辛いだけじゃなく、その中に甘みが漂うんだよね。しかも、かつお節とワサビの相性がいい。

太田:そうですね、ツーンとした刺激がいいですよね。

鉄崎:これ、お茶漬けもうまいと思うんだよね。

長船:お酒を飲んだ後の締めに、刺激的な辛さがちょうどいいかなって思います。

鉄崎:確かにピッタリだと思います。静岡の人は今回紹介したお供を県外の方へのお土産にするのもいいと思います。

太田:長船さんのおいしい「ごはんのお供」情報はどこからチェックできますか。

長船:「おかわりJAPAN」と検索してください。

鉄崎:長船さん、ありがとうございました。

長船クニヒコさん

※2024年5月23日にSBSラジオ「鉄崎幹人のWASABI」で放送したものを編集しています。今回、お話をうかがったのは……長船クニヒコさん
食べたご飯のお供は1500種類以上! 北の北海道、南は沖縄まで日本各地のご飯のお供を紹介する情報サイト「おかわりJAPAN」を運営する。ご飯のお供専門家としてメディア出演も多数。ご飯のお供のEC運営や食べ比べイベントなども開催。著書は「山口恵衣子のめしのせ食堂」。

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