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足漕ぎカヤックでのルアーフィッシングで78cm頭にシーバス43尾と爆釣【千葉・内房】数を伸ばす秘訣とは?

TSURINEWS

良型シーバス手中(提供:TSURINEWSライター福永正博)

先日、カヤックフィッシングでシーバスのボイルだらけという滅多にない大チャンスに遭遇し43匹キャッチ!今回は、大忙しの釣行模様と数釣りするための対策をご紹介します。

内房でカヤックフィッシング

6月末、日の出と同時にとある内房の海面にぷかり。天気良し、風も良し、心おだやかな休日の始まり。今日もカヤックに乗れることに感謝しながら、おもむろに沖へと漕ぎ出していきます。

カヤックでGO(提供:TSURINEWSライター福永正博)

シーバスのライズを発見

しかし、まったりとしたリラックスムードも束の間、何やら遠くの水面がバシャバシャと騒がしい。どうせボラの意味不明ジャンプでしょ、と思いつつチラリと目をやると……なんと小魚を追いかけ回しているシーバスじゃないですか!しかもそこら中でやっています!

30分で11匹をキャッチ

(足漕ぎカヤックなので)猛ダッシュで駆けつけてキャストすると、着水と同時にヒット。そこから怒涛の連発劇が幕を開け、30分ほどで11匹キャッチ!めちゃくちゃ良い調子です。リラックスどころかアドレナリン全開モード!まさに確変!

怒涛の連発劇(提供:TSURINEWSライター福永正博)

自己記録更新の43匹

その後もボイル&ヒットは続き、バラシが多いものの2時間のうちに37匹。シーバスの大群が去った後も、はぐれシーバスをポツポツと追加してトータル43匹をキャッチ!シーバス数釣り部門の自己記録29匹を大幅に更新できました。

フィンバックミノー(提供:TSURINEWSライター福永正博)

ちなみに、この日一番のヒットルアーは22匹釣らせてくれたフィンバックミノー75Sライト。

至福の作業!?

この日は、途中から記録更新を意識して、1匹ずつ引きを楽しむよりも最短・最速でのキャッチ&リリースを最優先に。ゴリ巻きで早めに寄せてネットイン。元気に暴れまわるシーバスからフックをはずし、体長を計測してメモに記録した後にリリースといった具合です。もはや、魚釣りというより効率至上主義の流れ作業をこなしているみたいでした。もちろん、作業といっても日頃の業務的なものとは全然ちがう「至福の作業」ですが。

爆釣時に数を伸ばすコツ

1日シーバス43匹が多いのか少ないのかは人それぞれですが、欲張りなもので個人的にはもっと数を伸ばせたのになぁと後悔している部分もあります。以下、筆者が実践している数釣り対策やコツ、失敗例などをご紹介しましょう。

時間をかけずフックをはずす

ルアーを飲まれたり、トレブルフックが複雑に刺さったりした状態から素早くフックをはずすためには、使いやすいフックリムーバーが必須。ラジオペンチより確実にスピードアップします。手返し向上以外にも、手にフックが刺さりにくいので安全性も確保できます。

フックリムーバーHR165S SEABASS(提供:TSURINEWSライター福永正博)

フックはこまめに交換する

この日はバラシやフッキングミスが20回以上はありましたが、そのうちいくつかはフック交換によって防げたかもしれません。ハリ先の鈍さはバラシやフッキングミスの原因になります。

こまめなフック交換が重要(提供:TSURINEWSライター福永正博)

毎投アタリがあるような、1秒でも惜しい状況でのフック交換はついつい後回しにしがちですが、「急がば回れ」。キャストしたい気持ちをグッとおさえて素早く交換すべし。5~6匹も釣ったら要チェックですね。

ノット回避のロングリーダー仕様

釣れば釣るほどリーダーにキズが入る確率は上昇。とくに、ルアーが口の中にフッキングした場合はダメージを受けやすいです。筆者はリーダーをかなり長めにとり、傷ついた部分を切り詰める余裕を残しておくことでノットの組み直しを回避しています。揺れるカヤック上でのノット組みは時間がかかるのに加え、酔っちゃいそうになりますからね。

ベイトタックルで3~5ヒロ、スピニングタックルはリールに巻き込まないギリギリの長さ。それに合わせて、ガイド径の大きなノット抜けの良いロッドを選んでいます。

いちいち計測しない

魚の体長を計測せずにリリースすれば手返しが向上するのですが、筆者の場合は1匹めのシーバスから欠かさずデータを記録しているので今さらやめることはできません……。記念になるようなサイズ以下の魚は計測しないという釣り人なら、もっと数を伸ばせることでしょう。

シーカヤックでヒット(提供:TSURINEWSライター福永正博)

道具のメンテナンス

釣行序盤に判明したトラブルがランディングネットの破れ。わけがわからないうちに3匹ロス……。釣行前のチェックは大事ですね。今回は結束バンドで応急処置して続行しました。

備えあれば憂いなし

次にたくさん釣れるのがいつになるのかはわかりません。しかし、日頃から効率と手返しの良さを意識しておくことで、最大限まで釣果を伸ばせるはず。ご参考になれば幸いです。

<福永正博/TSURINEWSライター>

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