じつは栄養がすごい!「みそ汁」に入れて冬に食べると骨の健康につながる食材とは?
40代にはいってから「骨」の健康に気をつけている人も多いのではないでしょうか。今回は、管理栄養士の関口絢子さんに、骨の健康に役立つ「かぼちゃの豆乳チーズみそ汁」の作り方を教えていただきます。
教えてくれたのは……管理栄養士・関口絢子さん
料理研究家・管理栄養士・インナービューティスペシャリスト。「健康な体と豊かな心を育む食卓」をテーマに、季節の体の変化や旬の食べ物にフォーカスした食の知恵をお届けします。YouTubeでも体に優しいレシピや知識を発信。
体が喜ぶみそ汁
今回は旬のかぼちゃを使って、骨の健康に効果的なみそ汁をご紹介します。かぼちゃのほかにも、骨の健康に役立つチーズや豆乳などを使っています。
かぼちゃ
骨の健康にかぼちゃがよいというイメージはあまりないのでは? かぼちゃには、β-クリプトキサンチンという骨の健康に役立つ栄養素が含まれているんです。かぼちゃは骨密度を高めるβ-クリプトキサンチンが多く含まれていますが、ビタミンCも含まれるのでカルシウムの吸収も助けてくれます。
豆乳・チーズ・みそ
かぼちゃのほかにみそ汁に使う骨の健康に役立つ食材は、以下の通りです。
・豆乳:大豆製品で、カルシウムやたんぱく質の供給源になる
・チーズ:カルシウムを摂るのに効率的な食材。発酵食品なので乳酸菌も摂れ、吸収もよい
・みそ:発酵食品はビタミンの供給源
・だしパック:魚に含まれるミネラルやカルシウムも合わせて摂る
「かぼちゃの豆乳チーズみそ汁」の作り方
材料
・かぼちゃ
・豆乳
・チーズ
・みそ
・だしパック……微細粉のモノ
分量は普段、みそ汁を作るように、作る量に合わせて材料は加減してください。
作り方
1.かぼちゃは種を取って、ひと口大に切っていきます。
※かぼちゃは皮に栄養が含まれます。かたい部分だけを取り除いて、皮ごと使っていきます。
2.鍋にかぼちゃを入れ、かぶる程度の水を入れます。だしパックの中身を加え、火をつけます。豆乳を加えるので、水分は少な目にしてください。
※だしパックが細かい粒子の場合は、中身ごと使う方が骨の健康にはおすすめです。
3.かぼちゃに火が通ったら豆乳を加え、みそを溶かし入れます。チーズも加えます。
4.全体が温まったら、器に盛りつけてできあがりです。
今回はかぼちゃだけで作りましたが、ほうれん草やチンゲン菜などカルシウムが豊富な葉物野菜と合わせるのもおすすめです。水分を少なくして豆乳を多めに入れると、濃厚なしあがりになります。ぜひ、作ってみてください。
※こちらの記事は元動画の提供者さまより許可を得て作成しております。
ayako/ライター