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「閉店」ではなかった原宿の「ナイキ」旗艦店 原宿の顔として新生「原宿クエスト」に移転オープンへ

セブツー

ナイキ(NIKE)は、東京・原宿で展開してきた旗艦店「ナイキ 原宿(NIKE HARAJUKU)」を移転し、9月9日にリニューアルオープンする。場所は、原宿駅から徒歩数分の「原宿クエスト」1階。同店は一部メディアで「閉店」と報じられていたが、実際には近隣での移転リニューアルであり、原宿エリアでの存在感をさらに強めていく形となる。

「ナイキ 原宿」は2009年に誕生。東京初の旗艦店としてオープンし、ランニングブームの高まりを背景に、代々木公園を拠点としたランナーたちの拠点ともなってきた。店内では最新のランニングシューズやスポーツウェアをはじめ、ブランドを象徴するアイテムを幅広く展開。16年にわたり、東京のスポーツカルチャーとファッションシーンを牽引してきた存在だ。

今回の移転先となる「原宿クエスト」は、1985年に閉館したNTTグループの前身・電電公社総裁公邸の跡地に建てられた複合施設。ファッションやカフェ&レストラン、イベントホールを備え、かつては「原宿クエストホール」や「GU STYLE STUDIO」「プーマストア(PUMA STORE)」といったテナントが集まっていた。2021年10月に建替えのため閉館していたが、重松象平氏が建築デザインを手掛け、新たに再生、「ナイキ」がその顔として再び原宿の中心に立つこととなった。

原宿エリアは若者文化やストリートファッションの発信地として国内外から注目を集める場所。「ナイキ」はその象徴的な立地で新たな旗艦店を構えることで、次世代のランナーやスポーツ愛好者、ファッション感度の高い層に向けた体験型の店舗を提供していくとみられる。

そもそも「ナイキ」からの公式発表ではなかったが、一時は「閉店」「16年の歴史に終止符」との報道でネガティブな印象が広がった「ナイキ 原宿」だが、実際には原宿の新たなランドマークである「原宿クエスト」を舞台に再始動する。16年間培ってきたブランドの歴史を引き継ぎつつ、新しいカルチャーを創り出す拠点として進化していく姿に期待が集まっている。

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