<イクメン旦那>「育児なんか余裕!」「子育て楽勝」という態度が腹立つ。現実をわからせたい!
育児というものはやることがいっぱい。子どもの年齢や性格・特性などによってやるべきこともさまざま。さらには日常生活でやることが多岐にわたるため、お世話することは大変です。だからこそ、「物申したい」と感じることもあるのかもしれませんね。
『育児の何がツラいって、ご飯やお風呂とかの身の回りの世話じゃないじゃん? 訳もわからずずっと泣いていたり目が離せなかったりとか。何するにもイヤイヤで正解がわからないとか、何をするにしてもずっと付きまとってくるとか、ちょっと姿が見えないだけで「ママ、ママ」って泣かれるとか。周りからのプレッシャーだったり自分の理想だったり。そういうのすべてひっくるめて、「育児ってツラい」ってなるワケじゃん?』
投稿者さんから投げかけられた言葉に、理由や意味なんてわからなくても、思わず「わかる……」と思ったママも多いのではないでしょうか。育児でツラいと感じる場面は人それぞれかもしれませんが、投稿者さんの言っていることは、みんな歯を食いしばってでも乗り越えてきているからこそ共感できるのかもしれませんね。
旦那に物申したい!あなたは育児のいいとこ取りしかしていない
育児のツラさについて語った投稿者さん。しかし本当のお悩みはまた別の場所にあったのです。
『ご飯を作って食べさせてあげた、お風呂に入れてあげた、公園へ連れて行ってあげた。それだけで育児している気分になって、「育児なんか余裕!」みたいな態度の旦那がスゴくむかつく』
「これだけやってくれればいい方なのかもしれないけど」と締めくくった投稿者さん。すべてひっくるめて「わかる」ですよね。育児に協力的なことは大変ありがたいことです。それだけでも感謝しないとなんて言われるのかもしれないことも重々承知でしょう。しかし、「そうじゃないのよ」と憤るわけです。育児の本質を知って、ともに乗り切ってから「育児なんて余裕」とおっしゃってくださいますか? という感じでしょう。
私が育児でキツいと感じること
『生まれたときからスタートした、「物理的に死なせちゃいけないこと」と「社会的に死なせちゃいけない」ってことが最大のツラさ(プレッシャー)だったな』
育児でキツいと感じたことは、あげ出すとキリがないのかもしれません。なかでもこちらのママの声は刺さる人も多いのではないでしょうか。子どもの命を守ることは親として当たり前なのかもしれませんが、それは想像を絶するプレッシャーですよね。子どもが小さいときは、命に直結しかねないトラブルが多いわけで……。成長すればさらに別方面で「社会的な」問題だって出てきます。これ、本当にキツいですよね。このようなプレッシャーを抱え、耐えながら日々育児に挑んでいるママたち。少しでいいので旦那さんにも分かち合ってもらいたいと切に願います。そのうえで「育児ラクショー」とか言いたければ、存分にご自由にどうぞという感じですよね。
旦那よ、あなたの育児はお膳立てされているんだよ
『肉体的な疲労より、精神的な疲労の方が比べものにならないぐらいツラい。育児って、たくさんの選択肢のなかから選択する・予想する・準備する・危険を排除するみたいに、常に考えることが必要だよね。食事の栄養を考えたわけでもなく、肌にいいシャンプーや保湿剤とかを選択したわけでもなく、公園に行くのに日焼け止めとか水筒とかの準備をしたわけでもない。すべてママにお膳立てしてもらったうえでいいとこどりをしているんだから、旦那はそりゃ楽よねって思う。私だけひとりで常に考えて責任を負うプレッシャーを抱えているのに、旦那は何も考えずに責任をこちらに丸投げ。自分自身は責任を負っていないと感じている。それがムカつく』
吐き出さずにはいられない想いがあふれ出すママたち。ママたちは、常にわが子のためにアンテナを張り、取捨選択を行っています。その精神的な疲労は計り知れませんよね。しかもこの心の蓄積疲労は、知らない間にどんどん積もり積もっていくので、旦那さんが何の気なく発した言葉に爆発してしまうのです。だからこそ、旦那が育児の「いいとこ取り」だけして、「育児ができる男」を語られるとムカつくのでしょう。理解しなくてもいいから、せめて「育児なんて簡単」みたいな言動は控えてください。これに尽きるのかもしれません。
吐き出していきましょう
『孤独よね、育児って。旦那なんてカユいところに手が届かなすぎて、なんなら仕事増やすもんだから頭にくる。どうしても不公平さを感じてしまうからイライラするのよね』
旦那の心無い言動から募るイライラ。抱え込まずどんどん吐き出していきませんか。どこかで吐き出すことで、少しでも気持ちが楽になるなら、どんどん吐き出せばいい。むしろ吐き出す場所を作らないことには、心が疲労で潰されてしまいかねません。もちろん、旦那さんに育児の大変さや、「協力」ではなく、一緒に育児の酸いも甘いも分かち合ってほしいとお願いすることも大切です。しかし現実はそううまくいかないもの。うまくガス抜きをしながら、モヤモヤ&イライラモンスターを飼い慣らして乗り切っていきましょう。