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都筑区 火災が前年比で半減 「防災意識の向上」を実感

タウンニュース

火災が前年比で半減

都筑消防署総務課予防係によると、2024年に区内で発生した火災件数は18件、救急出場件数は1万987件で、どちらも前年より減少する結果となった。同課担当者は「引き続き、火の元への注意と救急車の適正利用を」と呼びかけている。

昨年の区内で発生した火災件数は18件で、前年の34件から16件減少し、およそ半数に。過去7年で最少となった。火災の原因別では「電気機器」が5件、次いで「たばこ」が4件、「放火」が3件となっている。

同課の担当者は「昨年発生した能登半島地震の影響もあり、区民の災害に対する関心が高まっているのでは」と減少理由を分析。「この時期は空気の乾燥が続く上、春先は風が強く吹く日が多いことから火の手が広がりやすく、引き続き防火に努めてほしい」と話す。

救急出場も減少

昨年の区内の救急出場件数は、1万987件で、前年比では189件の減少となった。救急出場が前年より減少したのは4年ぶり。

救急搬送された患者のうち、入院を要さない「軽症」は約4割、生命の危険はないが入院を要する「中等症」は4割弱で、「重症以上」は1割を下回った。同課は「出場件数が増加すると、現場から遠い救急車が出場することが増え、一分一秒を争う現場への到着が遅れる恐れも。119番は、緊急通報として利用してほしい」と適正利用を促す。

迷ったら「#7119」

「救急車を呼ぶべきか悩んだ際は、救急安心センター事業(#7119)へ」と同課担当者。

救急安心センター事業は、救急車の要請が必要か迷った際、専門家からアドバイスを受けることができる電話相談窓口。電話口で医師、看護師、相談員が病気やケガの症状を把握し、緊急性が高いと判断した場合は、救急出動につなぎ、緊急性が高くないと判断した場合は受診可能な医療機関や受診のタイミングについてアドバイスを行う。

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