理工系分野に関心を アンリツが女子中高生向けイベント
理工系分野に関心を持つ女子中高生向けのイベント「見えないものを『はかる』!」が、通信計測機器などを開発するアンリツ(厚木市恩名)で8月23日に開かれた。
職業選択に役立ててもらおうと、同社が厚木市と共催。事前に公募した7人の女子中高生が参加した。
参加者は、同社のギャラリーで世界初の無線電話機やラジオ放送受信機などを見学したほか、主要製品として食品工場の製造ラインなどで使用されている重量選別機やⅩ線検査機が、不良品を検知する様子などを見て回った。
実験コーナーでは、異なる周波数を発する機器をかごで覆い、アンテナを近づけて器機の場所を探し当てる電波測定などに挑戦。女性エンジニアの説明に耳を傾けながら、興味深そうに体験を楽しんだ。
参加者は「分かりやすくていねいに教えてくれた。今後、文理を選ぶうえで参考にしたい」「アンリツさんの歴史を見るのも楽しかった」などと感想を話した。