JR西宮｜まるでスナックのようなアットホームな居酒屋さん！お店自慢の牛カッパたたきで一杯！
以前、阪神西宮に移転した「遊膳家 ふみ氏」をご紹介しましたが、「遊膳家 ふみ氏」が元々あった所に新しいお店が出来ていました。
「遊膳家 ふみ氏」の記事はこちら↓
https://nishimag.com/gourmet/77731/
お店の名前は「呑み処 いち」。
JR西宮駅から旧阪神西宮東口駅を結ぶ西宮東口商店街の中にある居酒屋さんです。
この記事を書いているのが2024年1月なのですが、今でちょうど一周年になるそう。
居酒屋ですが女性のご主人が一人で切り盛りしていて、カウンター席のみの小さなお店なので、どちらかというとスナックに近い感じかもしれません。
たまたま前を通りかかった時にお店の外の看板を見てみると、お得なセットや美味しそうなおばんざいがたくさん並んでいたので、そのまま思わずふらっと立ち寄ってしまいました。
という事で今回は「呑み処 いち」をご紹介したいと思います。
JR西宮駅の南、西宮東口商店街の中
JR西宮駅を南に出ると、阪神西宮東口駅があった所までを結ぶ西宮東口商店街があるのですが、その商店街の南の方（阪神より）にお店があります。
こちらがお店の外観。
小さなお店ですが、看板が光っていてよく目立つので分かりやすいと思います。
こちらの看板が目印。
お店の外にもメニューのボードが。
ドリンク2杯とおつまみ2品で1000円というお得な「いちセット」が目を引きます。
このメニューを眺めていたら思わずお店に入ってしまいました……
まるでスナックのような店内
こちらが店内の様子。
カウンター席のみのこじんまりしたお店で、アットホームなスナックのような感じです。
私が行った時も常連さんらしきお客さんがお店の方との会話に花を咲かせていました。
こういった感じのお店はお客さん同士がすぐに打ち解けて仲良くなれるのも良いところですね。
呑み処 いちのメニュー
こちらがメニュー表。
美味しそうでお酒にあいそうなメニューが並んでいます。
飲み屋さんの特徴ですが、メニュー表以外にもお店の色んな所にメニューが貼ってあります。
お店に行った時に色々と見てみて下さい。
こちらがドリンクメニュー。
×印のメニューは「いちセット」に含まれませんが、生ビール、ハイボール、チューハイ、熱燗、焼酎などが「いちセット」でお得に頂けるので私としては何の問題もありません。
お得なセットとお店自慢の牛カッパたたきで晩酌
ドリンク2杯とおつまみ2品で1000円の「いちセット」をまず注文。
平日限定のお得なセットです。
まずこちらがおつまみ2品。
左が高菜の炒めもの、右がキムチの炒めものです。
高菜の方は高菜の程よい苦味とごまの風味が絶妙なコンビネーション。
キムチの方はお肉と一緒に炒められているいわゆる豚キムチのような料理で、どちらもお酒のアテには最高のおつまみでした。
ドリンクが2杯ついていますが、まずは生ビールから。
ジョッキで提供されるお店が多いのですが、こちらの生ビールは陶器のタンブラーです。
ガラスのジョッキやグラスに比べてきめ細かくクリーミーな泡立ちが楽しめ、陶器ならではの趣も感じられます。
たまにはビアタンブラーで頂く生ビールも良いもんですね。
私が行った日はとても寒かったので、温かいおでんが食べたくなりました。
という事でおでんの中から大根、たまご、牛すじを注文。
大根はけっこう大きめに切ってありますが中までしっかり味が染みています。
たまごも味がしっかり染みていて美味しいのですが、出汁の味や煮込み方に秘訣があるんでしょうか。
牛すじもかなり長時間煮込んでいるのか、トロトロになっていてすじ肉の旨味が十分に堪能出来ました。
2杯目は熱燗にしました。
寒い時に冷たいビールも良いのですが、寒い時の熱燗はまた格別ですからね（要するに何でも良いのですが）。
続いてはお店一番人気の「牛カッパたたき」を注文。
お店のイチオシメニューでもあるそうです。
カッパとは牛の脇腹の肉で、バラ肉の隣のあたりの部位です。
赤身なのでバラ肉ほどの脂身はありませんが、赤身の美味しさの中に程よく脂の甘味も感じられます。
元々けっこう固めの部位ですが、たたきにしている事で程よい歯ごたえに。
玉ねぎスライスとポン酢、上にはたっぷりのネギがかかっているのであっさりと食べられてお肉の美味しさも十分に味わえ、まさに絶品！
これで500円はかなりコスパが良いと思います。
この一品を食べる為だけにお店に行く価値があるくらいですよ。
ちょっと一杯のつもりだったのですが、結局かなりしっかりと晩酌してしまいました。
一人飲みや晩酌には最高のお店
カウンターのみの小さなお店なのでグループで行くというよりは少人数でちょっと立ち寄ったり、会社帰りにちょっと一杯飲んだりするのに最適です。
地元以外の方はあまり通る事のない道かもしれませんが、ぜひ一度立ち寄ってみて下さい。
