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【金沢】地元作家のアートと出会う「金沢100年の森美術館」がオープン!鑑賞して・撮って・描いて、新たなアートの楽しみ方を【NEW OPEN】

週末、金沢。

9月19日、金沢市広坂に「金沢100年の森美術館」がオープン!
「100年後も残る石川のアートを金沢から世界へ」をコンセプトに、地元作家の作品を中心に計120点を展示。石川のアートの未来を紡ぐ、注目の私設美術館です。

入館料は、大人1,000円、学生(小中高大)800円、子ども無料。

百万石通り沿いの空きビルを改装してオープンした「金沢100年の森美術館」。
1階から5階、そして屋上にまで展示がわたり、「次の階にはどんな展示が待っているのだろう」とワクワクしながら1段1段のぼるのも、この美術館の醍醐味です。

美術館館長を務めるのは、穴水町出身の画家、大森慶宣さん。
「この土地で生まれ、ここでしかみられないローカルなアートを県外・海外の人にもみてほしい」という熱い思いから、美術館のオープンを決意。
この美術館を通して、「石川のアート文化を育て、盛り上げていく存在」を目指します。

入口から中へ入ると、木彫り、写真、版画、油絵、書、楽器など、多彩なジャンルの作品が来館者を出迎えます。1階だけでもその数80点以上!
展示作品やレイアウトは毎日のように変わり、訪れるたび新しい発見と出会えます。

展示作品はテーマごとに各階に分けられており、1階のテーマは「伝統と革新」。
九谷焼、大樋焼、金箔など、金沢を代表する伝統的な美の中に、どこか新しさを感じる作品を展示。
古き良き技と新しい感性の融合を感じられます。

「Green Panther」(作:大森慶宣)

館内には大森さんの絵画も多数展示されています。一筆描きで一気に描く作品はどれもユニークで斬新!その力強さや迷いのなさに、思わず目を奪われます。
また、見た人に自由に想像を広げてほしいと、あえて解説を入れないスタイルも特徴です。

また、新たな取り組みとして、誰もが画家になれるアトリエスペースを新設。
「子ども世代から石川のアート文化を育てていきたい」という思いから、作品の前にキャンバスを構え、自由に描画を楽しめる「絵を描ける美術館」を実現しました。

来館者が描いた作品が実際に館内に展示されるなど、伝統から刺激を得て石川の新たなアーティストが生まれる場となっています。

続く2階のテーマは、「光と影」。

この階には、写真家・中のはぎさんによる能登の写真も多数展示されています。
淡いブルーにガラッと雰囲気を変えた空間が、能登の美しい海や風景を思わせます。

こちらの美術館は、全館撮影OK。

ふとした風景も、思わずカメラを構えたくなるほどフォトジェニック。
展示空間には椅子が点々と置かれており、世界観に没入しながら、時間を忘れて作品と向き合うことができます。

3階のテーマは「響き」。本川 潤さん手づくりの楽器が並び、そのユニークな構造に「どうやって演奏するんだろう?」とつい見入ってしまいます。
作品自体の音の響きはもちろんのこと、鏡に作品が反響し合う神秘的な空間もみどころ。

さらに、作品を鑑賞しながら、展示の空間づくりにもぜひ注目を。
建物自体をキャンバスと捉え、その歴史や形跡をもアートに見立てるアイデアはここならでは!

雨漏りで朽ちた壁は、作品をより魅力的にみせる唯一無二の背景画に。
空いた穴も、ひび割れも、切れかかった蛍光灯も…。ここでは、全てがアートになってしまいます。

続く4階は「表現」をテーマに、

5階は「生きるということ」をテーマに、

ひとつひとつ雰囲気が異なる作品や展示空間に好奇心を刺激され、夢中になって巡っていると、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

そして屋上には、大森さんが自身で制作した雄大な白竜のアートが迎えます。
金沢の青空の下に広がるその光景はまさに圧巻!竜の背にまたがって記念撮影を楽しんで。

普通の窓と見せかけて、よく見ると…?

斬新な視点で石川の新たなアート文化を発信する「金沢100年の森美術館」。
大森さんの一筆描きアートによる似顔絵も受け付けていますよ(有料)。

シンクの中に美術品が!こんなところにボルダリング!? など、意外なアートとの出会いにワクワクしながら、地元作家たちの豊かな感性に触れてみては。

金沢100年の森美術館


住所石川県金沢市広坂1-2-34箔一ビル
営業時間金〜日曜 11:00-17:00
※祝日の17:00-21:00はナイトミュージアム開催
定休日月〜木曜
駐車場近隣に有料Pあり
公式Instagram( https://www.instagram.com/100mori_museum/ )


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