あえて徒歩で行くのも“ツウ”な楽しみ方!坂の上に鎮座する神戸『五宮神社』を参拝 神戸市
生田神社から派生した八つの裔社(えいしゃ)を巡る「神戸八社巡り」。そのひとつに数えられる兵庫区の『五宮神社』は、坂道を上った先の高台に鎮座する神社です。
八社巡りは一宮神社から順に参拝する方が多いかと思いますが、四宮神社から五宮神社までは徒歩で約20分と、やや距離があります。
そのため、体力に自信がない人はバスなどの公共交通を利用するのもひとつの方法ですが、徒歩で向かって周辺の景色や坂道を楽しみながら参拝するのも、“ならでは”の魅力と言えそうです。
今回、記者は神社の最寄り駅の神戸市営地下鉄 西神・山手線「大倉山駅」から徒歩で向かうことにしました。
駅の東出口を出て、しばらく宇治川に沿って北上。地域のシンボルである『大倉山公園』を左手に望みながら歩いていると、鳥のさえずりが聞こえてきて、自然と気持ちも和らぎます。
駅を出発してから約15分。山麓線をまたいで五宮町に入ると、次第に坂の勾配がきつくなってきました。
さらに進むこと約3分。最後の難関ともいえる石段を上った先に鳥居が姿を現します。気合を入れて、一気に上りました!
境内は広々としており、澄んだ空気がとても心地よい空間。社には御祭神の「天穂日命(あめのほひのみこと)」が祀られており、「何か新しいことを始めるとき」や「新しい自分を見つけたいとき」に参拝すると、ご利益があるといわれているそうです。
拝殿の左手には、人をみちびく神様「猿田彦命(さるたひこのみこと)」を祀る社も鎮座していました。
五宮神社のある兵庫区は、阪神・淡路大震災で大きな被害を受けた地域のひとつ。そのため境内には、被災者の慰霊碑が建立されていたり、震災時に社殿から落ちた「屋根瓦」の展示も行われていました。“神戸の歴史”を後世に伝える、意義深い取り組みだと感じました。
なお、同神社には常設の社務所がなく、御朱印の授与は近くの『祇園神社』で行われているので、御朱印を集めたい方はそちらにもお立ち寄りください♪
場所
五宮神社
(神戸市兵庫区五宮町22-10)
アクセス
市営地下鉄『大倉山駅』から徒歩約15分
神戸市バス7系統『五宮町』バス停から徒歩約3分