西田原にハスの楽園 休耕地活用し整備
秦野市西田原(西田原337金蔵院北側付近)のハス田で、ハスの花が見頃を迎えている=写真(7月20日撮影)。
このハス田を手入れしているのは、西田原在住の浅見一義さん。浅見さんは「秦野市里地里山を育む会」の会長で、休耕地の管理を引き受け再生させる活動をしている。会にはラオスやカンボジアなど市内に住む外国籍のメンバーが所属しており、農作業を通して親睦を深めているという。
このハス田は、浅見さんが道行く人の目を楽しませたいと休耕地を活用して5年ほど前から整備を始めたもの。現在は300坪ほどの広さに、古代蓮、白光蓮、一天四海など12種類のハスが植えられている。観賞に訪れる人が多いことから、このほど手作りの木道を整備した。「さまざまな種類のハスを一度に楽しめる場所は珍しいのでは。今年は9月の上旬までは花が楽しめると思うので、ぜひ見に来てほしい」と浅見さんは話す。今後、ハス田の規模をさらに大きくしていく予定だという。