子どもの歯並びを良くする『5つの力』とは?あごの土台を広げて一生の健康を守る方法
並びは「あご」で決まる! 育てたい5つの力
歯並びを良くする5つの力って?
きれいな歯並びを目指す理由は、見た目の美しさだけではありません。きれいに整った歯並びは、歯が最大限にその機能を発揮するための必須条件。歯並びがガタガタだと、歯が本来の働きを発輝できないばかりか、心や体の健康を損なうことにもつながってしまいます。
そして、何度もお伝えした通り、きちんとした歯並びの「土台づくり」は赤ちゃんのときから始まっています。
では、歯を支える土台とは何だと思いますか?
答えは、歯茎······ではなく、歯の生えているところ、つまり「あご」です。歯茎は歯をおおっている肉と粘膜のことで、歯は歯槽骨(しそうこつ)というあごの骨から生えています。
あごが広くしっかり成長しないと、28本の永久歯(親知らずを除く)のためのスペースが足りなくなります。狭い土台に無理やり生えようとすると歯と歯がギュウギュウにくっつき、ガタガタの歯並びになってしまうのです。
まずはあごをしっかり広く育てること、そして、きちんとした口の使い方をすること。その2つがそろって初めてきれいな歯並びのための土台が完成します。
土台づくりのために必要なのは、具体的には
「唇をしっかり閉じる力をつける」
「正しい舌の位置を身につける」
「そしゃく力をつける」
「食べ物をまとめる力をつける」
「大人の嚥下力をつける」
の5つ。子どもにこれらをマスターさせ、口全体を正しく育てていきましょう。
【出典】『歯並びをよくする離乳食・幼児食』著:杉原麻美/藤原朋未