桑志高校 集客企画、考案中 ビートレインズホーム戦で〈八王子市〉
八王子のプロバスケチーム「東京八王子ビートレインズ」が都立八王子桑志高校と集客企画を考案中だ。1月9日に、8回目の打ち合わせを開催。トレインズスタッフが同校を訪れ、3月22日と23日にエスフォルタアリーナ八王子で行われるホーム戦の来場者増加を目標にさまざまな企画について話し合った=写真下。
このプロジェクトは、公益財団法人パナソニック教育財団の協力で2022年5月からスタートし、今年で2回目の取組み。同校1年生の有志19人が参加し、昨年11月からアイデアを出し合い内容を話し合ってきた。
主には、Ⅹ(旧ツイッター)やユーチューブなどのアカウントを運用する「SNS・メディアグループ」と地元の飲食店や商業施設と協力して集客につながるイベントの企画・運営を行う「イベント・広報グループ」に分かれて活動している。
先輩の勧めでプロジェクトに参加したという小林京介さん(16)は「手探りだったが、自分に置き換えて考えるとアイデアが出てくるのが楽しい。イベントで直接人と交流できるのが楽しみ。試合に人が押し寄せるくらい来てくれたらいい」と話した。
SNS発信などを担う吉岡ひよりさん(16)は「何かをプロデュースする仕事をしてみたかったので参加した。みんなの意見がバラバラでも、話し合ってまとまってくると一体感があって楽しい。エスフォルタに行ってみようと思える企画を考えて発信していきたい」と意気込んだ。