松田自動車学校 優良教習所表彰を受賞 3年連続で高評価
開成町吉田島の株式会社松田自動車学校(千村憲一代表取締役)が12月13日、神奈川県警察本部交通部運転免許本部長から2024年優良教習所として表彰された。
表彰は、県下38の指定自動車教習所の中から、例年5校に与えられるもの。自動車を安全に運転するために必要な知識や技能教育を提供する使命と責任を自覚し、指導員の資質向上と効果的な運転者教育の推進に努めている点が評価された。同校の表彰は今回で3年連続となる。ここ15年ほどで7回目の受賞だといい、指定自動車教習所として、常に高いレベルで運営されていることを示す結果となった。
地域の安全見据え
松田自動車学校は1962年7月創立。「あんぜん・あんしん・よろこびを社会に」「教習の達人を目指そう」をスローガンとしている。近年多発する高齢者の交通事故問題では地域会議等にも積極的に参加し、当事者に対し、周囲の人間ができるサポートの大切さなどを説いている。
今回の受賞について阿部正彦校長は「当たり前のことを当たり前にやる。指導員には日々、これを徹底しています。運転免許を取らせるのが教習所ではなく、安全運転ができる運転者を育てることを一番に意識しています」と話す。よりよい講習を行うために必要なものがあれば職員間で意見を出し合うなど、質の高い教習を行うことに真剣だ。
千村社長は「こうして現場の仕事が評価されていることをうれしく思います。私たちの教習所は規模は大きくありませんが、指導員間の情報交換や相互チェックといったコミュニケーション面では強みになります。引き続き、サービス向上に努めていきたい」と話している。