ライアン・レイノルズが『サンダーボルト』リメイクで主演・製作へ ─ イーストウッド&ジェフ・ブリッジスの名作を復刻
『デッドプール』ライアン・レイノルズが、クリント・イーストウッドとジェフ・ブリッジス主演による1974年のアクション映画『サンダーボルト』のリメイク企画に乗り出したことがわかった。米が報じた。
『サンダーボルト」は、後に『ディア・ハンター』(1978)『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』(1985)などを監督するマイケル・チミノの長編デビュータイトル。イーストウッドが演じる元銀行強盗と、ブリッジスによる自由奔放な若者が偶然出会い、失われた金を求めて再び大胆な強盗を企てるのだが……。この映画でブリッジスは助演男優賞にノミネートされた。
レイノルズは主演とプロデュースを務める。監督は当時のチミノ同様、本作をデビュー作に据えるシェーン・リード。脚本はレイノルズとともに、ドラマ版「ファーゴ」シーズン4のエンツォ・ミレティ&スコット・ウィルソン。
2024年には『デッドプール&ウルヴァリン』を大ヒットさせたレイノルズは現在、同作のショーン・レヴィ監督やヒュー・ジャックマンと共に元アイドルの中年を描く低予算映画企画や、『ジュラシック・ワールド』シリーズのコリン・トレボロウ監督によるの製作、有名絵本への悪役出演など企画を複数抱えている。本企画『サンダーボルト』では主演と製作を兼任することから、より深くコミットするものとなりそうだ。イーストウッドとブリッジスという大先輩からのバトンをいかに受け継ぐかにも注目。
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