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大雪・極寒の日に生まれた娘。凍える実家育児で大活躍した「冬生まれベビー」の育児グッズ5選

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茶畑に囲まれたのどかな土地で、一姫二太郎の子育てをしながら、フリーランスのライターをしているTomomiです。海外生活で出会った夫と日本へ帰国し、現在は子育てを楽しみながら“おうち英語”に力を入れています。
私が第一子である娘を出産したのは大雪が降った2月。退院の日の朝はさらに雪が降り積もり、車のドアが雪に埋まっていました。実家の父は、半日かけて雪かきをし、必死に迎えに来てくれました。そんな極寒の地での新生児育児で活躍したアイテムをご紹介します。

新生児から幼児まで、大活躍のあったか「スリーパー」


初めての出産に加えて、寒さが厳しい真冬の育児では、寒さや乾燥対策に試行錯誤の連続でした。特に夜中の授乳やおむつ替えは、布団から出るだけで震える寒さ。冷たいおしりふきを手で温めながらおむつを替え、授乳をするの繰り返しで、母子ともに風邪をひかないかヒヤヒヤの毎日でした。

生まれたばかりの赤ちゃんに、何枚も重たい布団や毛布は掛けられないし、部屋を暖房で暖め過ぎると乾燥や汗での寝冷えも心配。そんな問題を解決してくれたのが「スリーパー」でした。

子どもを持つまでは知らなかったスリーパーの存在ですが、今では我が家の必須アイテムです。寝相が悪く布団を蹴ってしまうことも多いですが、スリーパーのおかげで寝冷え知らずです。薄めのガーゼタイプと厚めのもこもこタイプの2種類があれば、夏のクーラー冷えや冬の寒さ対策に万全です。

育児で大切な室温管理は、ライト付きの電波時計で!


出産前のリサーチで大人と子どもの体感温度が違うと、室内の温度や湿度についての記事を目にし、新生児育児での室温調節の大切さを学びました。そこで出産前に購入したのが、温度計・湿度計付きの電波時計です。

特に冷え込む夜中など、室内の温度や湿度を管理するのにとても便利でした。時計・温度計・湿度計・ライトなどが一体になっているので、夜中の授乳やおむつ替えの時間も確認できてとても助かりました。起きるたびに時計を確認し、暖房や加湿器などで室温と湿度を調節。おかげで快適に過ごすことができたので、買っておいて良かったアイテムだなと感じます。

夜間の室温の調整に最強のオイルヒーター!


就寝中にエアコンや灯油ストーブなどを使用すると、空気が乾燥したり部屋が暑くなり過ぎてしまったり、一酸化炭素中毒も心配。言葉が話せない赤ちゃんの体温や呼吸の確認に、最初はかなり神経をすり減らしましたが、里帰り中の実家でたまたま母が使用していたオイルヒーターが赤ちゃん育児にぴったりでとても助けられました。

オイルヒーターは、風も出ないし部屋の乾燥もない、音も気にならずヒーターの周辺をじんわり温めてくれる優れもの。タイマーや温度設定もできるので、寝ている間の部屋の冷え過ぎも防げて、夜中のおむつ替えや授乳も、凍えることなくお世話ができました。

オイルヒーターは設置場所も重要で、窓やドアからの冷気をさえぎるように置く方が、寒さを感じにくかったです。また、消費電力も他の暖房器具より高めなので、ある程度温まった部屋で、夜間のみ使用するのが我が家流の節約術でした。

冷えを感じるママの強い味方!冬の夜に就寝用マフラー


冬になると低体温で体調を崩すこともあるほど極度に冷えを感じる私にとって、冬場の授乳は体が冷えて大変でした。そんなとき、冬育児の寒さ対策として私用に母がプレゼントしてくれた「就寝用のマフラー」が大活躍。パジャマの上にもう一枚着るのはごわごわしてしまうし、でも布団から出ている首元が寒いといったときに最適のアイテムです。

授乳を終えて、3時間後にはまた次の授乳。早く寝なくちゃと思っても体が冷えているとなかなか寝付けないので、ママの体力維持のためにも就寝環境を整えるのは大切だなと感じました。就寝用マフラーを使うようになってからは、体感温度が随分違うことに気がつき、授乳を終えた今でも就寝時の必須アイテムとなっています。

夜間の授乳や外出には「真空断熱の水筒」が便利!


寝室が2階にある我が家では、授乳の時間に泣いている娘を置いてキッチンまでお湯を取りに行くのは大変でした。娘を抱っこしたままお湯の準備をするのは危険だし…と、試行錯誤の末に辿り着いたのが真空断熱の水筒でした。

ミルク用のお湯とミルクセット、自分用の温かい飲み物を、それぞれの水筒に入れて枕もとにセットしておくことで、効率的に授乳をすることができました。おっぱいの出が良くなるよう授乳前に温かいハーブティーを飲んだり、飲み足りない娘にミルクをあげるときなどにとても便利でした。

お湯の温度が下がらない真空断熱の魔法瓶は、夜間の授乳だけでなく、外出時にも活躍したマストアイテムです。外出時は小さめの水筒、寝室用には大きめの水筒と、使い分けると荷物もかさばらずに助かりました。

今でも、娘と実家に帰省するたびになぜか寒波襲来や雪が降ることも多いのですが、新生児の育児はただでさえ不安がたくさんの中、寒さ対策にも追われ大変な数ヶ月を過ごしました。里帰り出産で母と一緒に試行錯誤できたおかげで、今では冬育児の寒さ対策もばっちりです。生まれた季節や住んでいる地方によっても全然違う育児は、まさに十人十色。先輩方の意見も参考にしつつ、我が子に合った育児を見つけていけたらと思います。

[Tomomi*プロフィール]
20歳で日本を飛び出しオーストラリアで就職。現地で出会った夫を日本に連れ帰り、茶畑に囲まれたのどかな土地で一姫二太郎の育児に奮闘中!
休日は、夫と子どもたちと“旅行”“フェス”“キャンプ”を楽しみながら、語学力とホスピタリティー業界での経験を活かして、ホテリエとライターを兼業する38歳、在宅ママライター。

※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。
※この記事は、過去にたまひよONLINEで公開されたものです。

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