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【健全育成のための活動に尽力】新発田警察署で少年補導功労者を表彰、後継者問題への言及も

にいがた経済新聞

2列目左から、新発田署の渡辺寿智署長、胎内分庁署長の岡澤寛署長、1列目左から、船山孝紀(たかのり)さん、宮村晴久さん、高橋宏行さん

新発田警察署は2月26日、少年補導功労者への表彰状の伝達式を同署で実施した。

表彰されたのは、胎内少年警察ボランティア連絡会に所属する少年補導員の宮村晴久さん、新発田地区少年補導員等連絡会に所属する少年補導員の船山孝紀(たかのり)さん、同所属の少年指導委員の高橋宏行さん。

少年補導功労者として表彰を受けた3人は、それぞれ少年警察ボランティアとして10年以上活動しており、新発田署管内における非行防止活動に尽力してきた。

新発田署にて実施された表彰状伝達式の様子

表彰を受けた船山さんは、「私も今まで多くの方々からお世話になって、今の自分はあると思っているので、できる範囲で、時間が許す範囲でこうした活動を続けていきたいと思っている。少しでも恩返しをしたいと思っている」と語った。

また、高橋さんは活動について、「町内会の役員を始めて、そこで当時の町内会長さんに誘われて、こういった活動をしてきた。表彰状を頂ける機会は滅多にないので、本当に名誉なことだと思っている」と話した。

長年にわたり、地域の子どもたちの姿を見守ってきた宮村さんは、「将来を担う青少年の健全育成のために、安心安全のために今後も活動を続けていきたい」と力強く語った。

また、少年警察ボランティアの後継者不足問題についても言及し、地域の安全・安心のためにも積極的に参加してほしいと呼びかけていた。

新発田署の渡辺署長は表彰を受けた3人に対し、「表彰を受けた方には、非常に感謝している。引き続き、警察と連携して少年の健全育成に向けて、活動して頂きたい。我々警察も頑張っていきたいと思う」と感謝の言葉を述べた。

伝達式後、新発田署の渡辺寿智署長にそれぞれの近況を報告し、警察と少年警察ボランティアの連携を深めていた。

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