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君は覚えているか? 懐かしの「鋼鉄ジーグ」がプラモデルになって帰ってきた!

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君は覚えているか? 懐かしの「鋼鉄ジーグ」がプラモデルになって帰ってきた!

皆さん、「鋼鉄ジーグ」を覚えていますでしょうか? 1975年から76年にかけてTV放映されたアニメで、主人公がサイボーグ、かつ磁石の力で合体変形するなど、当時人気だったロボットアニメシリーズの中でも異彩を放つ存在でした。実は海外でも高い人気を誇り、特にイタリアで大人気。主題歌がCMに使われたり、2016年には作品をモチーフにした実写映画「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」が公開され数々の賞を受賞したりと、今でも記憶に残る作品となっています。

そんな懐かしのアニメ「鋼鉄ジーグ」がこのたびなんと、プラモデル「HG 1/144 鋼鉄ジーグ(INFINITISM)」としてよみがえりました! HG(ハイグレード)シリーズというとガンプラの印象が強いですが、スーパーロボットのプラモデルも展開しているのですよ。

令和の時代に復活!「鋼鉄ジーグ」がプラモデルになりました

当時、ロボットアニメシリーズの玩具といえば、ポピー(現バンダイ)の超合金シリーズが有名で、「マジンガーZ」や「ゲッターロボ」などのシリーズが人気を博していました。いっぽう「鋼鉄ジーグ」は、タカラ(現タカラトミー)の「マグネモシリーズ」として発売されていましたね。劇中設定同様、磁石を取り入れた球体関節で、自在に分離合体ができるなどのギミックがあり流行した覚えがあります。

シール不要で鮮やかなジーグを完全再現

今回「鋼鉄ジーグ」がプラモデル化した「INFINITISM」シリーズは、往年のスーパーロボットたちを新解釈でリデザインするプラモデルシリーズです。2018年公開の「劇場版マジンガーZ/INFINITY」にてリデザインされた「マジンガーZ」を皮切りに、「グレートマジンガー」、「グレンダイザー」、「マジンカイザー」、「ゲッタードラゴン」などがラインアップ。
今回の「鋼鉄ジーグ」ももちろん、令和の時代に合わせた新解釈&新デザインのプラモデルに仕上がっています。かつてのスーパーロボットたちが最新技術でプラモデル化されるという、筆者のような当時を知るおっさん達にはいい時代となりました。

前置きが長くなりましたが、組み立てていきましょう。
「鋼鉄ジーグ」は、原作者(永井豪氏)を同じくする「マジンガーZ」シリーズとは異なり、カラフルな色彩で活躍したスーパーロボット。磁石の力でいろいろなサブウェポンなどと合体するアイデアは斬新でしたね。本キットもオリジナル同様、黄色や緑をベースにした色彩は踏襲されており、メカデザイナー柳瀬敬之氏デザインアレンジによるパネルラインやディテールの追加などがなされています。

胸部や腕部の外装パーツとなるAランナー。「マジンガーZ」などの黒ベースとは大きく異なるカラーリングです

ガンプラでおなじみのHGシリーズですが、この「INFINITISM」シリーズも、作りやすさやきれいにパーツが組み合わさる技術はガンプラ同様で、とても組み立てやすくなっています。関節の一部にはポリキャップを使用。おもしろいのは、ジーグ独特の模様をいくつかのパーツでパズルのようにはめ込み組み立てる仕組み。シールはいっさい付属しておらず、組み立てるだけで色の塗り分けが完璧に再現されるようになっていました。

とんがったパーツをパズルのように組み合わせることで、独特のデザインの頭部が完成します。目の部分などもシールは不要になっていました
腕の部分も、下のパーツの出っ張りが上のパーツの隙間から出るようになっており、これで塗り分けを再現しています
一見複雑そうなパーツも、簡単かつきれいに組み合わさって気持ちいいですよ

全高約17cm! ほかのロボットにはない曲線美のスタイル

胸部の黄色、脚部の緑など、ガンプラはもちろんほかのスーパーロボットにはない配色のジーグですが、スタイルも人間らしく、丸いラインが珍しいですね。まるでプロレスラーのようなスタイルに感じます。

ジーグ完成です。ロボットのような角張った部分がなく、人間らしいシンプルなデザイン
後ろから。こちらもバックパックのような装備はなく、シンプルです
頭部とバストアップ。アニメ版ではなかった胸部のダクトのようなデザインやパネルラインが追加されています

可動を見ていきましょう。見た目は人間らしいスタイルですが、各関節は球体の関節を使っているので、最新のガンプラのような柔軟な可動は実現できていません。特に脚部は、パンツのような股関節に球体の関節を接続する感じなので、前方にはあまり動かせません。肩や腕の可動は十分ですが、肩関節は大きく引き出すことができませんね。

スーパーロボットらしく、ガッツポーズはしっかりキープ
肘関節は二重関節ではないので、写真の右腕のように90°くらいの曲がり具合です
腿はまっすぐ正面に曲げるのがやや難しく、これくらいまでしか曲がりません。なのでやや斜めに曲げる感じでないと、膝立ちもできないですね
足は小さいのですが接地力が高く、スタンドを使わずとも自立します
付属のスタンドを使えば、ダイナマイトキックのシーンなどもきれいにポージングできますよ
サイズ感の比較。HGのガンダム(写真左)よりはかなり大きく、MGのガンダム(写真右)と同じくらいの大きさです

必殺技、ナックルボンバーはエフェクト付きで再現!

さて、スーパーロボットといえば、武装はビームやロケットパンチが定番ですよね。ジーグの場合は、目から出す破壊光線のジーグビーム、腹部の発射口からはスピンストーム、そして肘から先の腕を発射するダイナマイトパンチに、手首から先を発射するナックルボンバーなど、多彩な武装を装備しています。さらにオプションパーツとして飛行用のブースター、マッハドリルなどがありましたね。本キットではそのマッハドリルと、ナックルボンバーをエフェクト付きで再現できるパーツが付属しています。

ナックルボンバー専用手首パーツが付属。両手を握った形で合わせて……
ナックルボンバー発射! クリアのエフェクトパーツとスタンドパーツ付属で発射シーンを再現できます
飛行用ブースター、マッハドリルを背中に装備。全高が23cmにまで高くなります

専用スタンドが付属しているため、通常状態で安定して飾れるほか、飛行形態ポーズでの固定も可能となっています。

付属のスタンドに飛行用のスタンドパーツを付けると……
飛行形態でスタンドに飾ることができます。スーパーロボットといえばこの飛行ポーズですよね!
マッハドリルのドリル部分は分離して、腕のパーツに差し込むことができます
そしてマッハドリルシュート用のポーズに!
そのほか、右手用の平手手首が付属。チョップポーズがとれますね

最新技術で古きよきスーパーロボットを新しく楽しむ

ちなみに筆者は、このジーグ以外にも「INFINITISM」シリーズのロボットを所有しているのですが、共用できるパーツがあることを発見しました。背中のバックパック穴が、「マジンガーZ」と「マジンカイザー」と共通になっていたのです。なので、2機のスクランダーをジーグに装備させることができます。まさに令和の時代の新ギミック。当時はポピーとタカラに分かれていた玩具が、今この時代に合体できるとは!

「INFINITISM」シリーズの「マジンカイザー」です。大迫力のHGプラモデル
そんな「マジンカイザー」のスクランダーをジーグに装備。令和でジーグがさらに進化!
ちなみに、当時のマグネモシリーズ玩具でよくやった、腕と脚の入れ替え遊びも再現できます!

初代ガンダムよりも古い、スーパーロボットアニメのロボットがこうして最新技術でプラモデル化されるのはうれしいですね! 今の若い世代にも斬新なスタイルとして映るのではないかと思います。自分のような当時のファンなら楽しめること間違いなしのプラモデルでした。

「INFINITISM」シリーズならではのリデザインで、現代でも通じるかっこよさに仕上がっています
ほかのオプションパーツも発売希望! 特にケンタウロス形態になれる「パーンサロイド」は欲しいところです

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