未納料金名目で10万円だまし取られる 妙高市60代男性が被害
妙高警察署によると2025年7月19日、新潟県妙高市の60代男性が、インターネットの未納料金として現金10万円をだまし取られる特殊詐欺(架空料金請求詐欺)被害に遭った。
発表などによると同日、男性のスマートフォンに「インターネットの未納料金がある」というショートメッセージが届き、男性が記載されていた電話番号に電話すると、実在する通信事業者をかたる男から「10万円を支払えば信用協会から95%返金するが、支払わなければ法的措置に出る」と言われた。
男性は男から電話で指示を受けながら、銀行のATMで指定された口座に10万円を振り込んでだまし取られた。振り込みを完了したことを伝えると男は「信用協会から連絡する」と言って電話を切った。
その後「個人データ保護協会」をかたる別の男から電話があり、「あと2件の未払いがある。計50万円」とさらに請求されたことから不審に思い、同署に相談した。