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【愛川町】半原小、育てたコウゾで卒業証書 児童が手すき和紙に挑戦

タウンニュース

会の職員と一緒に紙すきに挑戦する児童

愛川町立半原小学校(山中隆校長)の6年生47人が12月11日、愛川繊維会館(レインボープラザ・愛川町半原)で、自分たちで育てたコウゾを原料とする卒業証書用の和紙づくり「紙すき」に挑戦した。

愛川町では、町の伝統産業である和紙づくりを未来へつなぐ取り組みとして、半原小学校(2018年度〜)、田代小学校(2017年度〜)、高峰小学校(2019年度〜)の3小学校で、一般財団法人繊維産業会と共に、コウゾを用いた手すき和紙の卒業証書を作成している。

このうち半原小学校では、21年度に当時2年生だった児童たちが、学校敷地内の休耕地に和紙の原料となるコウゾを植栽した。植えたコウゾは立派に成長し、今年3月には、5年生になった児童たちが伐採。蒸したコウゾの枝の皮をむく「剥ぐ(はぐ)」という和紙作りの工程も体験した。また、児童たちは繊維産業会から、町の文化に関する事前レクチャーとして海底和紙(おぞこわし)について学び、地域の歴史や産業に触れながら理解を深めてきた。

「早く見たい」

この日は、植栽に携わってきた6年生47人が紙すきに挑戦。自分たちが育ててきたコウゾを使い、専用の木枠を使ってコウゾ入りの液体をすくい上げ、厚さが均等になるように前後左右に揺すり、余分な水分を捨てるという工程を行った。

初めての体験に戸惑いながらも、児童たちは真剣な面持ちで作業を進め、自分の手で形づくられていく和紙に目を輝かせた。

紙すきを終えた児童からは、「初めての経験でとても難しかった」「早く卒業証書になったところが見たい!」「自分で作ると愛着がわく。卒業式でもらったら家に飾りたい」などと笑顔で話す声が聞かれた。

この手作りの和紙は、卒業証書に使用され、来年3月の卒業式で児童たちに贈られる予定だ。

町では海底和紙を郷土の紙として保存するべく、1979年に技術者7人を町の重要文化財に指定している。

4年前にコウゾを植栽

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