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『重鎮』とは何か……邦丸・内藤が体験した政治家の腰が低いエピソード

文化放送

野村邦丸アナウンサーが大将を務める「くにまる食堂」(文化放送・毎週月~金曜9時~13時)。9月4日(木)の最初のコーナー「ニュース一番出汁」では、邦丸アナとパートナーで俳優の内藤剛志が、自民党の麻生太郎最高顧問が、昨日の麻生派の会合で総裁選の「前倒しを要求する」と明言した、というニュースについて意見を交わした。

野村邦丸「自民党総裁の石破総理大臣が当面の続投を表明したことを受けて、自民党の最高顧問を務める麻生元総理大臣は、昨日横浜市で開いた麻生派の会合で『総裁選の前倒しを要求する書面に署名して提出する』と明言しました。党内で唯一存続して、およそ40人の議員を抱える派閥の会長である麻生元総理の発言は、賛否を決めかねている議員の判断に一定の影響を与えそうですね。前も内藤剛志さんがおっしゃってましたが、役者の世界でも昔のように重鎮と言われている人がどんどん鬼籍に入っていって、政治の世界でも『政治家も軽いよね』って言われている中で麻生さんが重いか軽いかはさておき、その存在というか一言がこれだけ影響を与えるかっていう面では……」

内藤剛志「やっぱり力がおありなんじゃないですかね。重鎮って何ですかね? ただ年を取れば重鎮ってことになるんですか? 僕もそういう風に言われる時もありますね、重鎮って。ただそんな感じはするけど、本当のパワーってのはまたそこじゃないような気がします」

邦丸「役者の世界でよく内藤さんがおっしゃる……例えば藤田まことさんとか渡瀬恒彦さんとかですね、存在そのものがもう重いから」

内藤「僕、70歳じゃないですか。でまあ。別にからかうつもりはなんでもなくて大ベテランだからって言われるとなんか、こそばゆいですね。年取ってくるとやっぱり日本人って人を崇めるとか大事にするから、長幼の序じゃないけども『大ベテランだからあの人』って言われることがあるけど、こちらとしては『そんなに』って思いますよね。その昔の藤田まことさんと自分を比較した場合、『いやいやいやまだまだまだ』って思いますね。そういうことなんでしょうね、大ベテランと。麻生さんみたいに実際にどれだけの人がその一言で動くかってことによってそれはわかるわけでしょ?」

邦丸「私は政治家とよく仕事をしていて元総理大臣とか、いわゆるお偉いさんという人へのインタビューとかを何回もやらせていただきましたが、麻生さんにインタビューをしたことはないんですよ」

内藤「どなたが多かったとか、そういうのあります?」

邦丸「元総理で言えば森喜朗さんもそうだったし、あとは結構多い中で一番覚えているのが、総理にはなりませんでしたけど野中広務さん」

内藤「わかりますよ、京都出身のね」

邦丸「野中さんのインタビューを、野中さんの東京の事務所まで行って録ったんですよ。野中さんで覚えてるのが、すごく腰が低いんです。『今日はわざわざどうもありがとう』って言ってインタビューを始めたら、やおら靴を脱いで靴下を脱いでカナヅチで足の裏を叩き始めたんですよ。インタビューは答えてくれてますよ、ちゃんと丁寧に。『野中さん、いろんなことで影の総理とか言われてますね』『そんなことはないんだけどねえ』って言いながら、ひたすら足の裏をカナヅチで叩いてるんですよ。途中で『それ何やってんですか?』って聞いたら『知らない? 健康法だ』って言って、いかに足の裏をカナヅチで叩くといいかって話を、1時間のうち40分くらい(笑)」

内藤「カナヅチ……青竹踏みと一緒じゃないですか? 僕がお会いしたのは海部俊樹元総理かな? 猪瀬直樹さんもレギュラーだったんですが、いろいろ難しい話になっていって、僕がMCやってる番組でわからないことを分かりやすくするみたいなコーナーでしたけど、でもやっぱりいろいろ難しくなるじゃないですか。途中で『すみません、僕に話していただけませんか?』って、なんか生意気ですけども、ちょっと言っちゃったんですよ。そしたらCMの最中に『ごめんなさい』って海部さんに言われて。そんなことを言うはずがないと思っていたから、すごくそれを覚えてます」

邦丸「結局、地位を極めた人って、皆さん腰低いですね。野中広務さんも終わった後、『私今日ずっとカナヅチで足叩いてただけだね』って言われた時に、ちょっと俺も爆笑しちゃったんだけど(笑)」

内藤「やっぱりある程度の地位まで行かれた方は、人の心がお分かりなんじゃないでしょうか、皆さん」

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