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街かどで ”善意”に支え合いの輪実感 東野台の放課後等デイサービス事業所〈横浜市瀬谷区〉

タウンニュース

近隣の男性から渡された傘を持つスタッフ

9月6日、放課後等デイサービス事業などを行う「わくわく未来CAN2」(東野台)の子どもたちやスタッフが徒歩で外出中、突然の大雨に見舞われた。土砂降りに困る姿を目にした地域の男性が差し出したのは2本の真新しい傘--。同事業所担当理事の勝俣惠子さんは「困っている時に声をかけてくださる。とても、ありがたい地域です」と感謝する。

放課後デイは障がいのある児童や、発達に心配がある子どもに療育を提供する場所。わくわく未来CAN2の児童7人とスタッフ5人はこの日、瀬谷本郷公園から東野台に帰る途中だった。雨合羽はあったものの、上手く着られない児童も多く濡れてしまい、事業所からの自動車を誘導しようとしていたスタッフはずぶ濡れだったという。

この様子を見た通行人の男性が一度通り過ぎてから数分後に再び現れ、「これを使いなさい」と2本の新しい傘をスタッフに手渡した。「あの大雨のなか、近くの店舗で買ってきてくれたのかもしれません。感謝しています」と勝俣さん。また、この出来事の前には近隣の女性が家から顔を出して「雨宿りしていきなさい」と声をかけてくれたという。

勝俣さんは一連の出来事について、「困っている人に、さっと手を差し伸べられる人が多くなっていると思います」と、地域で支え合いの輪が広がっていることを感じたという。また、事業所のある東野台などをエリアとする瀬谷第四地区社会福祉協議会では障がい理解の啓発を続けているそうで、「地域の方々のそうした取り組みが一つのエピソードとなって、花開いたのかもしれませんね」と笑顔で話した。

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