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生姜を冷蔵庫で保存はNG?専門店が教える生姜の正しい保存方法と切り方

TBSラジオ

普段の料理に欠かせない薬味「生姜」。しかし、保存方法や下処理を正しく理解して使えている人は意外と少ないのではないでしょうか。

生姜専門店「ジンジャーファクトリー」代表の古谷公史郎さんに、生姜の正しい保存方法や切り方のコツ、手作りジンジャーエールのレシピについて伺いました。

15度前後の常温がベスト!生姜の保存と下ごしらえのコツ

生姜の保存場所といえば「冷蔵庫」を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、実は常温保存がベストです。

ベストな保存環境:生姜は15度以上で成長し、15度以下で傷みやすくなる性質を持っています。そのため15度前後の環境が最も適しています。

冷蔵庫保存の注意点:生姜は約90%が水分でできており、乾燥に弱いのが特徴です。冷蔵庫の中は冷えすぎているうえに乾燥しやすいため、水分が抜けてカピカピになってしまいます。

おすすめの保存法:5度以下になりにくい室内であれば、周りを袋で覆って乾燥を防ぎ、常温で保存するのが長持ちさせるコツです。古谷さん自身、ラップに包まず放置した状態でも2~3ヶ月ほど問題なかった経験があるとのこと。なお、すぐに使い切れない場合は、すりおろしやスライス、みじん切りにして「冷凍保存」するのも手軽でおすすめです。

【下処理&切り方のポイント】

皮は剥かなくてもOK:表面の汚れをしっかり洗い流せば、皮ごと使って問題ありません。
切るときは「繊維に沿って」:生姜の表面にある横縞(ボーダー)模様に対し、垂直(縦方向)に繊維が走っています。この繊維に沿って包丁を入れると、スッと刃が通りやすくなります。
すりおろすときは「繊維を断ち切る」:繊維を断ち切るようにすりおろすことで、おろし金へのネズマリ(目詰まり)が起こりにくくなります。

「新生姜」と「根生姜」は同じもの?知っておきたい生姜の豆知識

スーパーで見かけるピンク色の「新生姜」と、普段よく使う「茶色い生姜(根生姜)」。実はこの2つ、全く同じ植物です。畑から収穫したての状態が「新生姜」で、それを2ヶ月ほど寝かせて変化させたものが茶色い「根生姜」です(新玉ねぎと通常の玉ねぎの関係と同じです)。

生姜の「旬」とは:通常の生姜は11月頃に収穫されたものを貯蔵し、1年を通して小分け出荷されています。一方、春から夏場に出回る新生姜の多くはハウス栽培によるものです。

食べているのは「茎」:生姜は根っこだと思われがちですが、厳密には「茎(地下茎)」の部分を食べています。

おうちで簡単!専門店直伝「手作りジンジャーエール」レシピ

ご家庭で簡単に作れる「本格ジンジャーシロップ」のレシピも伺いました。

【材料】

* 生姜:300g

* 砂糖:300g

* 水:100ml

* (お好みで)シナモンやカルダモンなどのスパイス

【作り方】

1. 生姜の皮をむき、繊維に沿って薄くスライスします。

2. 鍋に生姜のスライスをしきつめ、砂糖をまぶします。浸透圧で生姜の水分が出てくるまで、数時間から一晩ほど置いて寝かせます。

3. 弱火にかけ、途中でお水を少しずつ加えながら1時間ほどじっくり煮込めばシロップの完成です。

できたシロップを炭酸水で割れば、ピリッと爽やかな自家製ジンジャーエールの出来上がり!
ちなみに、抽出したあとに残った生姜のスライスは、サラダ油で2~3分揚げるだけで美味しい「ジンジャーチップス」としておやつやおつまみに変身します。

普段何気なく扱っている生姜も、正しい保存法とちょっとした切り方のコツを知ることで、ぐっと使いやすく美味しく楽しめます。ぜひご家庭でも試してみてください!

(TBSラジオ『BRAND-NEW MORNING』より抜粋)

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