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王&長嶋、掛布&バース、イチローにベーブ・ルースも! 木製バットの生産 日本一の富山・福光でプロ野球選手のバットに触れる【南砺バットミュージアム】

nan-nan 富山の情報

王&長嶋、掛布&バース、イチローにベーブ・ルースも! 木製バットの生産 日本一の富山・福光でプロ野球選手のバットに触れる【南砺バットミュージアム】

富山県に“プロ野球の聖地”があるって、知ってますか?

それが、南砺市福光地域。

高い木工技術を活かして大正末期から木製バットの生産を始め、年間約20万本を生産する「木製バットの生産日本一」のまちです。野球人口の減少によって最盛期よりも生産は減ったものの、今でも5社のバット工場が稼働し、プロ野球界を陰で支えるまちとなっています。

野球選手が使用した福光産のバット 約550本を展示

そんな「木製バット」のまちの中心部、JR福光駅から歩いて数分の東町商店会にあるのが「南砺バットミュージアム」です。

 

王貞治や長嶋茂雄、掛布雅之、落合博満、イチローなどといった往年の名選手や現役のプロ野球選手が使用していたバットを約550本所蔵・展示しています。

バットだけでなく、サインボールやユニフォームなども展示されていて、プロ野球ファンにはたまらない場所です。

東町バス停のすぐそば

直に触ることもできる!日本のプロ野球史に名を刻む名選手たちの木製バット

間近で1本1本の違いを感じることができる

館内にずらりと並ぶ木製バットの数々。

1本1本に、選手の名前や在籍チームのラベル、モデル名が貼られていますが…ちょっとあることが気になりませんか?

 

憧れのヒーローの名前を見つけることができるかも

そう、まるでスポーツ店の陳列棚のようにバットがむき出しで飾られていますよね。

普通のミュージアムだとガラスケースの中で丁重に展示されるようなレジェンドたちのバットが、この「南砺バットミュージアム」では間近に見ることができ、一部のアイテムは実際に手に取って質感や重みを確かめることもできるのです。

子供にバットを触らせてあげたいという館長のはからい

館長 嶋信一さん

大胆なようにも思える展示の仕方ですが、館長の嶋 信一さんはバットに触れることで感じるものがあると、あえてこの方法にこだわります。

 

お子さんには特に触らせてあげたいね」(嶋さん)

 

手に持ってみることで、重さや形、長さなどの細かなバットの特徴を知ることができ、プロ野球選手の感触を体感することが野球への強い憧れにつながると言います。

こちらは触ることはできないが、間近で見ることができる

同じ選手のバットでも年によってモデルや材質が異なっていたり、実際に使用したバットだからこそ細かな傷やグローブの跡を見ることができます。

長嶋、イチローなど、国宝級のバットが並ぶ

日本のプロ野球選手のバットが中心ですが、なかには、米・メジャーリーグのレジェンド、ベーブ・ルースのものも。

メジャー選手のバットも展示 元祖二刀流のベーブ・ルース

木製バットの魅力を知ることができる、プロ野球の隠れた聖地。

野球キッズもプロ野球ファンも楽しめること間違いなしです。

施設情報

【南砺バットミュージアム】

住 所 南砺市福光6754

営 業 10:00~17:00

定休日 水曜(祝日の場合は営業)、12月30日~1月1日

入館料 大人500円/子供200円(小・中学生)

出典:KNBテレビ「いっちゃん☆KNB」
   2024年3月22日放送
記事編集:nan-nan編集部

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